ファッションエディターの松井陽子さんが、春らしいきれいな色のブラウスを紹介します。
以前に雑誌の撮影で目にしていて、甘くて爽やかで、でも意外とスッキリと着られるんだなーと感心したドゥロワーの一枚です。
肩のデコレーションがとても繊細で技巧的。袖はパフっとした今年らしい構築的なデザイン。でも、襟ぐりは潔くスッキリ。コットンのパリッとした素材感も相まってトゥーマッチにはならないんです。そしてこの涼やかなミントグリーン。他にはないなって、ピピっときました。
そう、意外にも私でも着られる! 試着して、即決しました。
さすがドゥロワーだなーと、惚れ惚れ。甘さと大人のムードとのミックス感が絶妙で、気分までドレスアップしてくれるのだから! 普段着慣れていないブラウスだからこそ、信頼のブランドで選んだのも大正解でした。これなら照れずに着られます。
ブルーデニムと合わせても、ほら。なんかいい感じ。ドリーミーなようで、実はとてもリアルだったんです。
ブラウスはこの春も大豊作で、デザインの進化が止まりません。パフ袖は前提、さらにひと盛り、ふた盛りくらいあるものもあって大盛況です。
その気持ち、わかるなー。外出が自由になって、行動範囲も広がって。それに加えて、新しい春の到来。少し華やかに着飾るのも楽しいなって、そんな気分になるものです。
撮影でもいろんなブラウスを目にしてきましたが、ブラウスを着ている女性ってとても優美で、幸福感がさらに上がるような気がして。若い頃だったらここまでの装飾は「えー」ってなりそうですが、この年齢にもなると、むしろ素敵だなって、憧れに近い感情ですね。華やかで、清潔感もあって。ブラウスって、つくづく大人向きなアイテムだと思います。体を美しいフォルムで包み込んでくれ、ほのかな甘さも足してくれて。
撮影終了後にパチリ! 編集の幸山さんが撮ってくれました。ありがとー!
着こなすとなると、いつもの印象の延長で取り入れたいので、私の場合はデニム。今日はリーバイスの、古着ではなく、新しい501を合わせました。これも最近のお気に入り。サイズを1サイズ大きくしていて、ゆるっとはいています。
さすがにこのブラウスにビーサンは合わせないかな……、でも、足元はマルジェラのタビのミュールを。このくらいカジュアルダウンさせるのが、私にはちょうどいい塩梅です。
ちょうど昨日ヘアマニキュアをし、合わせて髪を切ってもらったので、肩のデザインともちょうどいいバランスに。
色のある服を着ていると、みんなから褒めてもらえるもうれしいですね。その場に色が加わると、気持ちも晴れやかになるのかな? ……確かに、明るい色の服を着ている人を見ると私もうれしくなるから、あながち間違いでもなさそうですよね。
それにしても、この春はいつも以上にきれいな色に引っ張られています。マディソンブルーのスカートにはじまり、シャネルのネイル、ジルサンダーのお財布も。そしてこのブラウス。実は最近届いたゴルフウェアも、きれいな淡いパープル!笑
ちなみに今日の幸山さんのジェルネイルのカラーがフレッシュなオレンジ系でとても可愛かった! 私がワクワクしながら選んだシャネルのネイルカラーを参考にしてくれたのだそうで、それを聞いてまたうれしくなりました。
私の中のきれい色ブームは、まだしばらく続きそうです。
さて。今日の撮影も無事に終了! 皆さんに早くお届けしたい、楽しい企画が進行中ですよ。どうぞお楽しみにー!
それではまた2週間後に。
Good day!!
松井陽子
Yoko Matsui
Instagram: yoko_matsui_0628
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