最近は、翌日疲れない“ブッダボウル”ばかり

 

そして最近お昼ごはんや夜ごはんによく作っているのがブッダボウル。ブッダボウルとは、アメリカ西海岸で生まれた野菜、穀物、ナッツ、フルーツなどヘルシーな食材を1つのお皿に盛ったメニューのこと。

海外のブッダボウルはアボカドやざくろ、ビーツなどおしゃれな食材がのっていますが、それでは続かないので、私は普段の食材やお惣菜にシフト。

雑穀米にキムチや焼いた厚揚げやれんこん、ひじきの煮物、プチトマト、水菜などをのせています。キムチ・厚揚げ・ひじきの煮物は鉄板ですが、それ以外は季節によってのせる野菜を変えたり、卵焼きをのせたりすることも。いろいろなものがのっているので満足感が高く、でももたれるものや、食べて疲れるような油っこいものがのっていないので翌日身体がラク。すっかりハマってしまっています。

 


消化のいい鍋は、すっかり通年メニュー。お肉は油揚げに替えて。

 

鍋もアラフィフになって食べる機会が増えたメニューです。用意が簡単で、野菜もたんぱく質も両方取れ、消化もいい……こんなありがたい食事、なかなかほかにありません。

寒い時期だけでなく、夏でも食べています。夏は意外と冷房で身体の芯が冷えているので、お鍋を食べると身体がほっとします。1人のお昼のときにも簡単に食べられるよう、ポーションタイプの鍋つゆと、「3COINS」の神グッズ「ビストロヌードル(※)」は欠かせません。そしてお肉を食べると疲れるときは、代わりに油揚げを入れています。

※ビストロヌードルとは、「3COINS」で売られている、電子レンジで即席ラーメンや鍋などが作れるキッチングッズ。
 

お酒はりんご酢サイダーにチェンジ

 

お酒を飲む回数も減りました。それまでは夕食を作りながら、缶ビールや缶チューハイを1本開けるのがささやかな楽しみだったのですが、ある時飲まない日があり……。すると翌朝、調子がいいんですね(笑)。胃がすっきりしているというか。

アラフィフになるとこうした小さな変化が日々、ちょくちょくと起こるようになるのですが、自分の身体のこうした小さな変化を見逃さないことこそが大切な気がしています。とはいえ仕事が終わったら気分転換にシュワシュワしたもの、飲みたいですよね! そこでお酒も「りんご酢サイダー」にシフト。大きなグラスにリンゴ酢大さじ1を入れ、レモンの風味がついた無糖の炭酸水で割ります。甘みがほしいときははちみつを入れて。これがおいしくて、かつお酢を使ったドリンクなので疲れも取れておすすめです。

ここ数年の消化力の低下には、自分自身もびっくりしているのですが、同世代の人にこの話をすると同意の嵐! アラフィフというのは、“老化現象のはじまり”を自覚する年齢なのかもしれません。それだけに今までの自分との違いや変化を見逃さず、“今の自分”に合った食事やライフスタイルにシフトしていくことが大切な気がしています。私自身、日々模索していますが、「最近、いつもの食事をしていると胃が疲れるな」というときは、ぜひ参考にしてみてください。
 

プロが無限リピート!消化に優しくヘルシー美味しいおうちごはんをご紹介
▼右にスワイプしてください▼


構成/佐野倫子
 

 
 
 
  • 1
  • 2