ジャケット③L.K. ベネットのイエローのシングル:359ポンド(約63399円)

2023年5月16日、元オリンピック金メダリストの慈善団体の活動を視察。 ジャケット/L.K. ベネット ニット/H&M パンツ/アレキサンダー・マックイーンと推測 スニーカー/ヴェジャ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

最後はこちら。太陽を思わせるような、なんとも夏らしい、イエローが眩しいジャケットを購入されたキャサリン妃。襟の形はこれもピークドラペルですが、こちらはシングルで一つボタン、袖口にもボタンがついていて折り返しも可能と、細かいディテールに女性らしさが感じられるデザインです。

素材は、ポリエステル、ビスコースと、オールシーズン活躍する素材なので、コーディネートの仕方によってシーズンや雰囲気を変えられるジャケットです。キャサリン妃のワードローブの中でも、アウターでイエローというのは珍しいですが、やはり鮮やかな色には白が一番しっくり、品良く馴染んでくれます。

着回しのニットに、おそらくスーツからの使い回しと思われるパンツとコーデ。足元は、こちらもヴェジャを合わせて、ジャケット以外全て白で統一されました。

 

この日の公務がスポーツ関連だったので、スニーカーという選択はぴったりではありましたが、実はこれがベターだったのでは? もし私がスタイリストなら……是非これをお勧めしていた! というのが、この靴。

/カミーラ・エルピック 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

キャメルはイエローと相性が良く、黒とのコンビゆえ全体のアクセントにもなり、フラットなのにキレイ目デザインなので、このスタイルにとても合うはず。そう思いませんか?

コーディネートに正解なんて無いし、こんな風に勝手に妄想コーデ(笑)が出来るのも、キャサリン妃のワードローブが使い回しをしやすいアイテムばかりだから。また、老若男女にわかりやすくて真似もしやすいファッションだからなんです。


構成/高橋香奈子
 

 

前回記事「【2023年最も注目のロイヤルウェディング】ヨルダン王室のウェディングドレスと美しすぎる新郎の母。そして日本の皇室からも列席!」はこちら>>

 
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