「執着心」が自分を苦しめる!


生きている上で「持っていると苦しくなるもの」は、いくつかあります。その1つに「執着心」があります。
執着してしまうと、「自分のものではないもの」「手放したほうがいいもの」にしがみついてしまうので、物事がうまくいかなくなることは多い。
どんなに辛くても手放してしまったほうがいい。そのほうが結果的に自分も楽になれます。

ただし、自分が相手を「好き」だという気持ちを、わざわざ押し殺す必要はありません。自分の内側から湧いて出てくる感情を「ないもの」とすると、苦しくなります。実際にその感情は「ある」のだから、「ない」ことにはできません。自分に嘘をつき、見て見ぬふりをしているにすぎないですしね。

好きなら好きでいていいのです。ただし、「会わないまま、好きでいる」のです。
そして、「相手は、『一緒にいないほうが幸せになれる』と思っているのだから、もう手放してあげよう。相手の幸せのために、別れてあげよう」と思えるようになったときは、自分自身も随分、楽になれるでしょう。
自分の内側に純度の高い愛が増えれば増えるほど、穏やかな気持ちになっていくからです(※逆に、「憎しみ」を持てば持つほど、苦しみます。それだけの「負の感情」を自己の中に抱えてしまうからです)。

 

悲しい別れであるほど、成長する


大切な人が離れてしまったときに苦しむのは、「(本物の)愛情があるから」というよりは、「執着心がある」から、さらに「これまで相手に依存していた」から、ということが多い。
だから、苦しさから抜け出すためにも、その人がいなくても幸せでいられるほど自立したほうがいいのです。

「失恋の特効薬は新しい恋」と言われるものですが、場合によっては、「また別の依存できる相手ができたから、前の人を忘れられ、苦しみからも抜け出せた」なんてパターンに過ぎないことも。
そんなことをしても、同じことを繰り返すだけ。似たような悲しい経験をしたくなければ、今のうちに成長してしまったほうがいいでしょう。

大切な人を失ったときほど、「本当の愛」「自立心」を持てるようになりたいものですね。
 

【漫画】大切な友達が離れていった理由
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