REIKO「誰も置いていかないアーティストになりたい」世界に“LOVE と“HAPPY”を響かせる今後のビジョン〈ロングインタビュー後編・全３回〉

——ソロデビューが決まり、盟友のRANさんからはどんなメッセージが届きましたか？

REIKOさん（以下、REIKO）：最初に報告したときはMAZZELの全員が揃っている状況だったので、RANも他のメンバーと一緒に「おめでとう！」って、めちゃくちゃ喜んでくれて。その後、僕がプレデビューした9月1日、日付が切り替わる24時ぴったりに、LINEで祝福のメッセージを送ってくれたんですよ。「同じレーベル（BMSGとユニバーサルミュージックが立ち上げた「BE-U」）でデビューできて本当に嬉しい！　絶対に最高の音楽を作っていこう」って。最高に嬉しかったです。

——THE FIRSTの頃から一緒に切磋琢磨してきたREIKOさんとRANさんのコンビに特別な感情を抱いているファンも多いと思います。REIKOさんにとって、RANさんはどういう存在ですか？

REIKO：兄弟……かな。何でも言えるし、喧嘩できるくらい仲良しですし。僕にとっては、BMSGの中でいちばん甘えられる存在かもしれません。ベタベタ甘えるのではなく、まったく気を使わないという甘えを許してもらえるんです。

——ちなみに、悩んだときに真っ先に相談する人は誰ですか？

REIKO：Aile The Shota君ですね。「MISSION×2」の過程でも話を聞いてもらうことが多かったのですが、自分がソロアーティストになることを意識するようになってからはさらに相談回数が増えました。僕と同じく「THE FIRST」出身ながら、すでに一人で活躍しているShota君に励ましてもらうと、ものすごく心が落ち着くんですよ。最近はデビューシングルのパフォーマンスの映像を見てもらったら、「すごい！」と言ってくれて。シンプルな言葉が超嬉しかったです。

——プレデビュー曲の「No More」が配信されてから、ファンからも嬉しい反響が続々と届いているのでは？

REIKO：「No More」ではスタイリッシュで大人っぽい自分を見せたかったので、実際に「オシャレな世界観にびっくりした！」というコメントをいただけていることが嬉しいです。歌詞は恋愛の駆け引きをしているような世界観なのですが、僕の中ではこれまでデビューに手が届きそうで届かなかったもどかしさを反映させています。２年前は作詞作曲した楽曲でプレデビューできるなんて思っていなかったので、これまでの努力が報われたような気持ちになりました。