シャネルのほかの形の黒のキルティングバッグもお持ちのキャサリン妃

2023年6月20日、ナショナルポートレートギャラリーのリニューアルオープンに出席。ドッキングワンピース/セルフ・ポートレート バッグ「クラシックウォレットオンチェーン」/シャネル 写真:AP/アフロ

今回新調されたバッグを見て、最初は、使い回しかと思ったのも無理はありません。ほんの4ヵ月前にも、キャサリン妃にとって初めてのシャネルのキルティングバッグがお披露目されたばかりでした。

その時の画像とバッグがこちら。
クラシックな定番キルティングシリーズとしては、これがデビューでした。黒のラムスキンにキルティング、背面にポケット付きというところは、新バッグと同じですが、こちらのタイプはお財布としても使えてエンベロープ型。マチが小さく、キャサリン妃の定番と言えるクラッチとして持ちやすい形やサイズですね。

最新バッグと大きく異なるのは、付属のチェーンやシャネルロゴがシルバーであること。
こちらの方が、モダンでスタイリッシュな印象が強くなります。

この時もキャサリン妃のコーディネートは、白×黒のモノトーン。そしてやはり、全体のキーとなっているのがシャネルのクラッチでした。

カラフルが定番でコンサバ感が強めだったお仕事ファッションが、モード感のあるフランステイストのスタイルへと変化していることに驚きつつ、感動も。
私達日本人が大好きで、しかも真似の出来るスタイルですよね。

これが、キャサリン妃にとっての2つめのシャネルバッグでしたが、では1つ目は……こちらでした。

 

シャネル・バッグのデビューはボルドーでワントーンコーデ

写真:Ken Rake/Camera Press/アフロ

2017年3月18日、フランスを公式訪問。 ドレスコート、ベルト/シャネル 靴/トッズ  ネックレス、時計/カルティエ 写真:Mark Stewart/Camera Press/アフロ

今から6年前、初めてパリを公式訪問された際に、訪問国を代表するブランド、シャネルを購入されたのが、キャサリン妃にとってのデビューとなりました。

ドレスコートにベルト、バッグに至るまで同ブランドで合わせたハイブランドコーデが、当時のキャサリン妃には珍しく話題となりましたが、私が驚いたのはバッグにボルドー、しかもハンドルがアール・ヌーヴォー調の個性的なデザインを選ばれたことでした。

しかし、その後幾度となく、このシャネルのワンハンドルバッグを使い回されたキャサリン妃のコーデを見ると、いかに使いやすくロイヤルスタイルにピッタリでもあるかがわかります。

というわけで、キャサリン妃の初代シャネルバッグの、使い回しコーデを全紹介! フォーマルからカジュアルまで幅広く活躍していることがわかります。