動物と暮らして大変だったこと


40代以上の女性が「飼ったとき、これは大変だった」と考えていることは何でしょうか。

・「アメリカンショートヘア(猫)」…病気になり、通院と介護に苦労した。
・「犬」…寒い日や暑い日も散歩をしなくてはいけない。
・「柴犬」…死んでしまい、ペットロスが辛かった。
・「うさぎ」…通院などにお金がかかる。
・「文鳥」…自由に窓を開けられない(逃げてしまうから)。部屋のあちこちに糞をされる。
・「ハムスター」…毎日の小屋の掃除が面倒。
・「亀」…長期の旅行に行けない。
・「熱帯魚」…水槽の水の入れ替えが大変。
など。

動物を飼うと、お世話が面倒なこともあるし、お金もかかるし、なによりも亡くなったときは、深い悲しみを味わいます。
それを乗り越える覚悟がなければ、「飼ってはいけない」といっても言い過ぎではありません。動物の命を軽く見てはいけないのですよね。

特に、ペットが病気やケガをしてしまったときは、想像以上にお金がかかることがあります。
私自身は、過去にうさぎを飼っていたのですが、二度も脚を骨折して、手術、入院など、トータルで70万円ほどのお金がかかりました。
動物を飼うときは、いざというときのために、お金を貯めていく必要はあるでしょう。

 

ペットロスは耐えがたい苦しみ


基本的に「動物を飼うこと」と「最期まで見届けること」は、セットです。
去年、友人の飼っていたワンちゃんが亡くなってしまいました。高齢だったこともあり、彼女も覚悟はしていたようですが、それでもお別れになってしまったときの絶望感は耐えがたいものだったようです。
それでも、やはりまた「ワンちゃんを飼いたい」と言っていました。「家の中にワンちゃんがいない生活は考えられない」と。
それくらい彼女にとってワンちゃんの存在は、「幸せそのもの」。結局、「飼う大変さ」よりも「幸せ」が上回るから、人は動物と暮らすのでしょう。

私自身も、先述したうさぎが他界したときは、まるで我が子を失ったような喪失感を味わいました。
もうこんな悲しい思いをしたくないから、「二度と動物を飼わない」と思っていたはずなのですが、その9年後に、あるセキセイインコと出会い、強く惹かれ、また飼ってしまいました。
一度、大きなペットロスを経験しているからこそ、今は、愛鳥と暮らす毎日を「当たり前」だとは思わず、日々、一緒にいられることの幸せを噛みしめています。そう思うと、ペットロスは、私にとっては大切な経験でもありました。

「ペットの死の悲しみ」は、想像を絶する悲しみがあります。でも、そこまで悲しいのは、「一緒にいて幸せだった」という証拠。共に暮らすことでかけがえのない時間を与えてもらえるのですよね。

今回のアンケートで「意外な発見」がありました。次のページで紹介します。