犬、猫だけでなく、鳥を飼っている人も、意外といる!


今回のアンケート結果によると、飼った経験のある動物は、犬、猫だけでなく、うさぎ、ハムスター、モルモット、リス、鳥類、熱帯魚、亀など、さまざまなペットと暮らしている人がいました。
特に鳥類は、インコ、文鳥、九官鳥、ジュウシマツなど、種類も豊富でした。

私自身、セキセイインコを飼い始めてから、「鳥と暮らしている人」が意外と多いことを知り、驚きました。
X(旧ツイッター)でも、愛鳥家の人たちが自分の鳥について発信していることが多く、最近は、テレビでもインコの頭の良さが紹介されることも増えてきました。

「一般社団法人ペットフード協会」の2020年の「全国犬猫飼育実態調査」によると、飼育されているペットの多さでは、犬、猫、メダカ、金魚、亀につづき、鳥は6位。農林水産省の規制の事前評価書によると、約92万世帯が鳥を飼育していると推計されています。
鳥は賢くて、個性も豊かです。鳥好きとしては、鳥の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいです。

「保護された動物」を育てている人が2割


ペットと出会う場所は、ペットショップだけではありません。「飼い始めたきっかけ」については、「もらった」「譲り受けた」「拾った」「保護した」といった回答が2割ほどありました。

最近はメディアでもSNSでも、「保護されている動物」を紹介することが増えてきたので、少しずつ人間の意識も変わり、保護犬(猫)を家族にする人が増えてきています。

とはいえ、環境省の発表によると、2022年の殺処分数は犬2,739頭、猫11,718頭の計14,457頭。まだ少ないとは言えません。
また、犬、猫に限らず、捨てられた飼い鳥、その他動物を保護している施設もあり、里親募集をしています。

傷ついた心を持った動物を育てるのは簡単なことではありませんが、「保護されている動物を迎え入れ、責任を持って育ててくれる人」が、もっと増えるといいですよね。
ただ、里親募集以外にも、「殺処分をしなくて済む選択肢」がもっとできてほしいと、個人的には思います。

ペットと暮らすと、楽しい思い出だけでなく、それに伴う大変なことも全てひっくるめて、「人生の宝物」になります。動物にとっても、生きやすい世界になることを願うものです。

 

 

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