シンプル&リラックス感のあるカジュアル・スタイル

2011年6月9日、ロンドンの百貨店ピーター・ジョーンズでお買い物。写真:Shutterstock/アフロ

こちらはご結婚の年、2011年のキャサリン妃。結婚前までの住居近くにある王室御用達百貨店『ピーター・ジョーンズ』でお買い物をされた後のお姿です。

いわゆる“庭”なエリアでのショッピングだけあって、ファッションも超ナチュラル。白のベーシックなニットにブルーのデニム。白のフラット靴に、バッグはブラウンレザーと、コンサバ感が漂うも、カラーコーデはしっかり考えられていますね。そして、一見普通のコーデなのにもっさり見えない理由は、やはりシルエット。キャサリン妃のメリハリあるボディーを生かすべく、フィットサイズを選ばれているところが時を経ても変わらない成功の秘訣のようです。

 


ピンク×黒の甘辛フェミニンコーデ

2011年6月8日、ロンドンの老舗帽子屋でお買い物 写真:Backgrid/アフロ

最後はこちら。これも同年、ご結婚された年のキャサリン妃ですが、王室御用達のロンドンの老舗ミリナリー(帽子屋)「ロック&コー」でお買い物をされた皇太子妃です。

公務も増え、慣れてこられ、お帽子の必要性も多くなってきた頃ゆえでしょう。この頃にはご自分でお買い物、またはピックアップにいかれていたという事実が、初々しく新鮮に感じます。ファッションも、リッツロンドン近くと、洗練されたロンドンの街中にピッタリな、フーシャピンクのワンピースに黒のカーディガンというフェミニンなスタイルと、カラーコーデが超キュートです。素足にあわせた当時の偏愛シューズ、ウェッジソールの靴もこのスタイルにピッタリ。若々しさと華やかさ、洗練感もある、キャサリン妃らしいスタイルと言えますね。
一つ一つのデザインは、今も現役で活躍してくれるものばかりだし、スタイルをよく見せてくれるバランスにも注目、そして何より色合わせが可愛い! ちょうど、ピンクがトレンドカラーなのも手伝って、真似したいスタイルです。


文/にしぐち瑞穂
 

 

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