国民が注目したサバイバルオーディション番組


改めて、放送の度にSNSを席巻し、今なお話題に上がり続ける日プ女子を少しだけおさらいします。
 


『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(通称:日プ女子)って何? 2016年に韓国で誕生した視聴者参加型のオーディション番組『PRODUCE 101』の日本版。過去には「JO1」、「INI」を輩出。両グループは瞬く間に大人気ボーイズグループに成長。第3弾となる『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(通称、日プ女子)は初のガールズグループオーディション。応募者総数約1万4000人の中から101人の練習生が選ばれ、国民プロデューサー(通称、国プ)の投票によって選ばれた11人がデビュー。
 


デビュー経験者から未経験者まで、経歴も年齢も何もかもバラバラのメンバーが集まった日プ女子。サバイバルなので、バトルの度に点数が付き順位が変動していくのですが、ビジュアルがいい・ダンスや歌がうまいだけで残れるわけでもなく、アイドルとしての、もっと言うと人間としての体幹のようなものがある人が残るんですよね。理屈抜きで思わず目がいってしまう子というのは確実にいて、こればっかりはもう、言語化できない領域です。

未経験とは、無限に可能性を秘めているということ。何もかも初めてながら、生まれ持ったセンスをいかんなく発揮してぐんぐん成長する子がいて、始まったころと終盤ではまるで別人に。大化けする子が続出で、予測がつかない混戦模様。デビューや練習生経験者といった実力者たちも、経験者だからこその悩みがあり、メンバーやトレーナーとの関わりの中で弱さを曝け出し、涙する場面も。サバイバルという極限状態だからこそ、隠しきれない人間の奥深くにある感情や素の姿が露わになっていく様、人間ドラマも大きな見どころでした。
 

 


番組が終わってもやまぬ声援と集まる注目


昨年12月16日に最終回を迎えた日プ女子ですが、現在もSNSでは話題にのぼり続けています。ファイナルに残りつつもデビューを逃した子たち(ファイナルに残ったのはデビューが決まった11人を含む20人)がSNSを開設すると瞬く間に物凄い数のフォロワーを獲得し、その一挙手一投足に大きな注目が集まりました。

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