16太い、ダサいを回避！ぽっちゃり体型の着やせコーデは骨格診断で決まり！

骨格診断はガチガチに守りすぎないのがおしゃれを楽しむコツ

このコーディネートは、最初に紹介したコーディネートの足元をショートブーツに変えたものです。骨格診断のルールを厳密に守ろうとすると、ストレートタイプに「ショートブーツ」はよく似合うと言えるアイテムではありません。


では、なぜショートブーツがダメと言われるのか。
ストレートタイプのひざ下は、ふくらはぎに対して足首がキュッと締まって（私のように太っていても比較的足首はちゃんとあります）います。中途半端な丈のショートブーツやミドル丈ブールを履いてしまうと、締まった足首を隠してしまい、持ち味であるメリハリのある脚の形を台無しにしてしまうからです。

でも、秋冬になったらショートブーツを履きたいし、パンツにロングブーツを合わせる訳にもいきません。そこで、足首部分がタイトなストレッチブーツを選ぶことで脚のメリハリはキープ、パンツとブーツを同系色で繋ぐことで、すらりとしたIラインを作っているんです。

バッグの話もすると、骨格診断的には、PVC素材は本来ウェーブタイプに似合うもの。ですが、シャツ×パンツのシンプルなモノトーンスタイルに、ストレートタイプらしいレザーのかっちりとしたバッグを合わせると、コンサバになりすぎて古くさく見えてしまうことがあります。だから、ビニールバッグでも、形がしっかりとしたスクエア型を選ぶことで、ストレート方向に寄せています。

約15年間骨格診断と付き合っていく中で気づいたのは、「ルール」と「自分の好きなおしゃれ」のちょうどいい融合点を見つけること。おしゃれは楽しむものなのにルールに縛られすぎて、あれもNG、これもNGとなるのは悲しいもの。自分に確実に似合わない、着太りして見える、というものは絶対に避けますが、小物の場合は特に「これならいける！」が見つかれば、骨格のルールを100％守っていないくてもいいとポジティブに考えています。

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骨格に合うサイズ感はしっかりとこだわります

一方、サイズ感に関しては、自分なりに結構こだわっています。
これは、上のコーディネートとまったく同じユニクロのシャツを着ていますが、こちらの方がワンサイズ上。シャツの肩の位置が実際の肩よりも少し落ち、身幅にもゆとりがあります。
ストレートタイプはジャストサイズが似合って、ビッグサイズが苦手。大きすぎるサイズだと、立体的で厚みのある体を実際よりも大きく見せてしまうんです。だから試着時も必ず2サイズ着比べています。

また細かいことなのですが、こちらはハリのあるコットン素材のシャツを洗いざらしで着ています。ひとつ前の写真はアイロンをかけてピシッとした状態で着ています。
ラフな雰囲気はだらしなく見えてしまいやすいタイプなので、できるだけきれいな状態で着る。
こんなひと手間も、体型をすっきり見せることにつながってくるのではと思っています。

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