巷でなにかと話題のキーワード「風の時代」。
占星術的には、250年に一度の転換期であり、「風の時代」の幕開けとなった2020年12月末から明けて2021年。実は、「真実の新年は1月1日ではなく3月20日」と語る占星術師Keikoさん。前回「風の時代のニューノーマル」に続いて、「風の時代」の開運アクションに欠かせない吉日「宇宙元旦」について、お話を伺いました。

「風の時代」初めての「宇宙元旦」を迎える2021年3月20日。『パワーウィッシュノート2021』より。


宇宙元旦とは私が名付けたのですが、占星術的に説明すると、太陽が12星座のトップバッターである牡羊座(春分点)に入る日のことです。言ってみれば、宇宙エネルギーレベルの1月1日、お正月です。春分といわれるタイミングですね。この日に、昼と夜の長さが同じになります。古来、占星術では宇宙元旦の惑星エネルギーを読み解き、その1年がどんな年になるのか占ってきました。タイミングの強弱はあれど、この宇宙元旦のエネルギーが1年間続くと考えていただいてOKです

編集部:これからの時代、私たちが宇宙元旦(太陽が牡羊座に入る日で、毎年3月20日前後)を意識していくメリットはなんでしょうか?

「2020年12月末から始まった“風の時代”に入り、さまざまなことが切り替わったのは、皆さんご存じのとおり。モノの見方、考え方、意識、暮らし方、リズムとかすべてのジャンルにわたって、この変化はさらに加速していくはず。前回ご紹介した「地の時代」と「風の時代」の違いの表をご覧いただくと、確かに、と実感できる項目もあるのではないでしょうか」

 


キーワードで読み解く
「地の時代」から「風の時代」へのパラダイムシフト

「地の時代」が象徴しているのは、物質的な豊かさや生産性、安定。「地の時代」の200年は、18世紀後半から世界中を席巻していった産業革命をスタートに、大量生産のモノ作り、目に見える資産形成に価値が置かれていました。


「風の時代の1年目である2021年は、水瓶座GC(グレートコンジャンクション)期。水瓶座GC期とは、占星術において、社会意識をリードする惑星・木星と、時代のルールを創る惑星・土星が、同時に風のエレメントである水瓶座に滞在している期間のことですね。

水瓶座って、実は宇宙意識を意味するサインなんです。天王星をルーラー(支配星)として持つサインで、革命、革新、技術発展、IT化、効率化などを司りますが、その中に、宇宙意識というのが入っているんです。地球意識ならぬもっと壮大な視点。行動の起点となるカレンダーも、これからは宇宙意識と合ったものにシフトした方が効率的だと思います。

ちなみに、新月・満月の力を使って願望を達成するパワーウィッシュ、そのノート術である『パワーウィッシュノート2021』も今年は宇宙元旦から始まる仕様に。いってみればパワーウィッシュノートも宇宙カレンダーの1種です。手前味噌ですが、願いを叶えて、人生をクリエイトしていく、もっとも効率的なカレンダーではないでしょうか」

>>>仕事に人生に悩んだアラフォーがパワーウィッシュを始めた理由

従来の元旦と宇宙元旦、陽のエネルギーがあふれているのは果たして?


「12星座はそもそも、宇宙のエネルギーサイクルを表すとてもロジカルなシステムです」とKeikoさん。


春の始まり:牡羊座(スタート力) 
春の盛り:牡牛座(維持力) 
春から夏へ:双子座(柔軟力)

 

夏の始まり:蟹座(スタート力)
夏の盛り:獅子座(維持力)
夏から秋へ:乙女座(柔軟力)

 

秋の始まり:天秤座(スタート力)
秋の盛り:蠍座(維持力)
秋から冬へ:射手座(柔軟力)

 

冬の始まり:山羊座(スタート力)
冬の盛り:水瓶座(維持力)
冬から春へ:魚座(柔軟力)

 

「古来、牡羊座に太陽が入るタイミングを1年の始まりとするカルチャーは綿々と受け継がれてきました。そのタイミングに太陽が昇る場所を“聖地”としてきた例は、世界のいたるところにありますしね。日本だと、春分の日に太陽がとおる道を“ご来光”と呼んでいるけれど、その最東端に位置するのが千葉の玉前神社。明治神宮(東京)、出雲大社(島根県)、寒川神社(神奈川県)……など名だたる神社は、春分の日に太陽が通過する場所に建立されてるわけ。もちろん、〇〇座という名称を全ての人が使ったわけではないと思うけど(笑)。やはり、動物が生きていく上でそれだけの意義があるのです。収穫、狩猟、祭り、様々なことにおいて。

 


冬至をすぎてすぐの真冬に訪れる1日1日は、動植物の活動にとっては、スタートするというより、エネルギーを溜め込む冬眠時期。ここで新年の抱負を掲げて勢いよくスタート! というのは、やはり無理があるのでは、と感じてしまう方も多いかも? 

「おうちにこもって日本文化を愛でたり、親族と集まって親交を深めるには1月1日はぴったりだと思いますね。山羊座は伝統を司るサイン(星座)ですから。

でも、1年のスタートダッシュを切るなら断然3月20日。動植物は宇宙と一体化している生き物ですから、彼らの動きを見ていれば一目瞭然です。
私が言っている宇宙意識というのは、天体の動きや宇宙のリズムに私たちの生活を合わせていきましょうというもの。”風の時代”は、宇宙意識で生きていく方が楽に物事が進みます。ぜひ宇宙元旦、新月・満月など占星術的なメソッドを身近に感じていただけたらと思います」

次回は、宇宙元旦から読み解く「2021年の希望」についてお話を伺います。どうぞお楽しみに。


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宇宙意識で「風の時代」を永遠の追い風に!
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『パワーウィッシュノート2021 2021.3.29 天秤座満月-2022.3.18 乙女座満月』
宇宙意識とつながる「風の時代」。時代のスタートを切る水瓶座GC(グレードコンジャンクション)期にタイミングを合わせ、宇宙元旦(占星術カレンダーでの新年)はじまりの新生パワーウィッシュノートが発売となります! 新月・満月ごとにあなたの願いを叶える超アシスト設計。今年は、2021年の開運を決定づける3月20日の宇宙元旦セレモニーの解説付き。願望達成を加速させるムーンコラージュサンプル集も。【特別付録】Keikoオリジナル パワーウィッシュ・ブースティングシート(写真)は、2021年の宇宙元旦パワーが詰まったシート。

▶パワーウィッシュとは
▶パワーウィッシュで叶いました!
▶月星座とは

取材/藤本容子

第1回「「風の時代」とは? 占星術師Keikoが解説するパラダイムシフト後のニューノーマル 」はこちら>>

第3回「2021年開運の決め手! 「風の時代」、初めての「宇宙元旦」を迎える準備を」はこちら>>

第4回「「宇宙元旦」と2月12日水瓶座新月について」
第5回「宇宙エネルギーのお正月「宇宙元旦」に何をする?」
第6回「「風の時代」こそ月星座とパワーウィッシュが決め手の理由」
第7回「「風の時代」、願いが叶う人、叶わない人、その差とは?」