@ゆけったさん
あの日、都心の職場から4時間かけて徒歩で帰宅。自分の方向音痴があの時ほど恨めしかったことはなく、母から時系列乱れて時折受信するSMSにやきもきしながら、とにかく歩きました。1歳半だった息子は、保育園の避難先の小学校からすでに母に引き取られ、夜になっても興奮状態。今は歩くこともままならない母に頼れないことに緊張を覚えます。恐怖が遠のき少し緩んだ備えの心を、家族のために新たに引き締めたい思いです。
 
@おおつきゆみこさん
会社に残るか、帰宅するか?地震発生後、職場で話していた。私は徒歩で帰ることにした。飯田橋から新宿まで1人で歩いていると、ヘルメットを持ってしゃべりながら移動する会社員たちがいた。不謹慎だけど、この人たちお祭りに参加しているみたいだ、と感じた。疲れてバスに乗ったら、車内でおばあさんが明日のお茶会の話をひたすらしていた。みんな非日常になっている。渋滞で何分経っても動かないバスから降りまた歩くことにした。
@mimosaさん
地震の直後、急いで外に出ると隣の建物のシャンデリアがブランコのように揺れ、同僚と抱き合って恐怖に怯えました。家に帰れない私にすぐに連絡をくれ、泊めてくれた同期、被災地にすぐに物資を運んだ友人。人のためにすぐに行動できる人が周りにいる幸せを感じ、自分も寄付や節電などできることをしました。あれから10年、あの時の真っ直ぐな気持ちを思い出して、今、自分にできることを躊躇なくできる人になりたいです。
@ruriさん
あの日は自社にいました。幸い被害はありませんでしたが、経験したことのない揺れ、TVで見た陸地を呑み込んでいく津波の光景に現実味を感じることができず、ただ呆然としていたのを今でも覚えています。
当たり前の日常は、一瞬で消えてしまう儚いものであることを思い知らされた出来事です。明日自分の命が消えても後悔しないようにやりたいことは今しよう。そんな行動の積み重ねの結果、自由気ままな今の自分が存在しています。