写真:Shutterstock/アフロ

1997年に不慮の事故で亡くなったあとも、なお人々に愛され続けるダイアナ妃。永遠のおしゃれアイコンでもある彼女ですが、去年から立て続けにダイアナ妃が登場するエンタメ作品が制作され、再び注目を集めています。

まずは去年Netflixで配信された英室王国を描いたドラマ『ザ・クラウン』のシーズン4。劇中でダイアナ妃を演じたエマ・コーリンは、ゴールデングローブ賞でドラマ部門の主演女優賞を獲得して話題になりましたが、クリッとした大きな瞳とシャイで優しい表情は、ダイアナ妃そのもの。ドラマを観て彼女のダイアナ妃像に魅了されたファンも多いのではないでしょうか。

Netflix「ザ・クラウン」シーズン4より。写真:Everett Collection/アフロ

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Netflix「ザ・クラウン」シーズン4より。写真:Everett Collection/アフロ

そして映画『スペンサー(原題)』では、クリステン・スチュワートがダイアナ妃役に。この作品は、ダイアナ妃が過ごした1990年代の3日間に焦点を当てたストーリーで、チャールズ皇太子との結婚生活と、ふたりの息子、ウィリアム王子とハリー王子との日々を描いているそう。クリステンってすごい美形だけれどちょっと生意気そうなイメージがあってダイアナ妃とは結びつかなかったのですが、劇中画像を観たら、こちらもちゃんとダイアナ妃になりきっていて、当たり前ではあるけれど、女優の演技力とプロのヘアメイクアーティストのすごさを目の当たりにした気がいたしました。

映画「スペンサー」撮影中のクリステン・スチュワート。写真:Splash/アフロ

 

エマとクリステン、個性の全く違う女優が演じる、それぞれのダイアナ。見比べてみるのも面白そう。

そしてこのダイアナ妃ブームリバイバルで、欧米では90年代に日本でも流行った「ダイアナ妃ヘア」のオーダーが美容室で増えているんだとか。トップにもサイドにもたっぷりレイヤーを入れたこのショートボブは、ブローで髪に動きをつけるのがポイント。現代風に仕上げるには、当時のように固めすぎず、ラフな質感とボリュームを意識すること。あとは気分次第で分け目を変えれば意外にアレンジも楽しめるとか。

顔周りが明るく見えるダイアナ妃ヘア、アレンジ次第でアラフォー世代にも似合いそうですね。日本でもブームとなるかしら!?


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