美しき70代モデル、マダム・チェリーは黒の装いが大好き。でも、ある程度の年齢になると、注意しないといけないことがあるそう。 書籍『マダム・チェリーの「人生が楽しくなるおしゃれ」』から、マダム・チェリーの黒コーデのコツをご紹介します。

「黒はお地味に着ちゃダメよ」

 

普段着から最高峰のオートクチュールまで。黒ほどふり幅の大きい色はないのではないかしら。巷に溢れていますから、誰でも簡単に手に取ってパッと着ることができる。それだけに服そのもののデザインを吟味したり、着こなしに自分なりの工夫をしたりする努力が必要な色だと思うのです。

私は、黒はエレガントに着るのがいちばん好き。
でも、ある程度の年齢で安易にパールを合わせたりすると喪服っぽくなってしまうから要注意ね。黒は華やかに盛り上げて、ときには遊び心たっぷりに着てあげないと。

それから、よく黒の強さを敬遠して紺に流れるという話も聞きますが、紺こそおしゃれ感がないと着こなせないとても難しい色。甘く見てはダメよ。

 

 
 マダムの黒コーデ・エレガンス編 

襟元のパールがなかったら、このワンピースは選びません。ネックレスやストールを合わせたところでのぞく肌が寒々しく見えてしまうから。パールもこれくらい主張があれば喪服にはならないでしょ。ディテールの見極めは大事。ストッキングはきれいなレースを。(すべて私服)

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なんとも華やか! 70代の黒、2つの着こなし
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