信じていた相手に裏切られてしまうと、ショックですよね。そんなときには、相手を憎んだり、場合によっては、仕返ししようとしたりしがちですが、冷静になることが大切です。
裏切られた悲しみを乗り越えるためには、どうしたらいいのでしょうか?


裏切る人は、“心弱き人”が多い

 

裏切られてしまうと、憎しみや怒りや悲しみなどで感情的になりがちですが、「長い目でみて幸せになれる行動」をとることが大切です。恨みの思いから復讐してしまうと、自分まで罪に問われることもあるので、気を付けたほうがいいでしょう。
ただし、被害が大きい場合は、泣き寝入りをしてしまうと、ずっと心が晴れないままになってしまうので、正当な方法で抗議をしたほうがいいですし、場合によっては、弁護士など、交渉のプロにお願いしたほういいでしょう。
逆に、そこまでの被害でない場合は、「そんな残念な相手と同じ土俵に乗らないこと」の大切さを理解したほうがいいです。そんな人のために、ずっと不愉快な思いのまま、自分の大事な時間を過ごしてしまうのは、もったいないことですしね。

 

「人を裏切る」という残念な方法をとってしまう人は、それしか方法を持っていない浅はかな人であることが多いです。もし色々な知恵や手段を持っている人であれば、もっと「自分も相手も幸せになるための方法」を選ぶし、正当なやり方で自分の願望を叶えていくでしょう。
基本、裏切り行為をしてしまうと、そのときだけは助かっても(いい思いができても)、二度と相手の前に顔を出すわけにはいかないし、良からぬ噂だって流れてしまうもの。だから、賢い人ほどとらない方法です。
つまり、そんな残念な手段をとるということは、よほど目先のことしか見えていない“おバカさん”か、逃げることしか方法が見つからない“心弱き人”なのです。それを理解することができたら、「そんな人を相手にするだけ、時間の無駄」だと思えるようになってくるでしょう。

裏切る人がとりやすい典型的な行動というのが、「音信不通」です。例えば、恋愛では、付き合っていた相手が急に音信不通になる、とか、ビジネスでは、お願いしていた仕事に不審な点があり、問いただしてみたら、急に連絡がつかなくなる、とか……。“心弱き人”ほど、よく逃げます(苦笑)。
下手したら、相手は「音信不通が一番スマートなやり方」と、自分の行いを正当化していることもあります。でも、ただ単に、自分がやった行いに責任をとりたくないだけのこと。それは、誰が見ても、「都合が悪くなったから、逃げた」ということに過ぎません。

トラブルが起こった時ほど、その人の本質が出てきます。都合がいいときはいい人でいられますが、そうでないときでも誠実な行動ができるかどうかで、その人の「人となり」が分かるものです。
だから、問題が起こったときに、いつもはいい人を演じていた相手の本当の姿を知り、驚いてしまうこともあるでしょう。でも、それこそが、“相手の本性”なのです。
それを理解できたら、裏切られたときに、「私が信じていた相手は、こんなにも卑怯で頭が悪くて、弱虫な人だったんだ?」と思えるし、そんな残念な相手と同じ土俵に立って怒っているのがバカバカしくなってくることもあるでしょう。

そもそも「裏切りやすい人」は、どういうタイプなのでしょうか? それをおさえておくだけでも、今後、ダマされにくくなるかもしれません。それについては、次のページで紹介します。

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