過去を責めても仕方ない。全ては「これから」の行動次第!


さちさんが「寂しがり」でひとりの時間に耐えられない性格だとしても、今の彼と会えない時の心の穴を「他の男性で埋める」のはもうやめましょう。そのクセがついてしまうと、よほど時間の余裕があるお相手に出会わない限り、常に時間を埋める相手が別にいることで、嘘に嘘を塗り重ねる恋愛しかできなくなってしまいます。裏切る恋愛をしていると結果、自分でも嘘か実(まこと)か判別できなくなり、恋人に対しても疑い深くなってしまいます。強すぎる“疑う心”は、幸せな愛に満ちた人生に暗い影を落としてしまいます。

恋愛というのは、常に前の恋愛から学び、アップデートして、次は同じ過ちを繰り返さないように行動するもの。さちさんは元彼との失敗があったからこそ、素敵な今の彼と出会っているはずです。素直で誠実な今の彼に愛されるほどあなたは魅力的な人なのであって、「嫌気が差して別れた元彼」に弄ばれるような女性ではないはずですよ。

 

先ほども言いましたが、罪悪感を抱くような後ろめたいことをしていると、やがて愛する人をも疑う心に蝕まれていきます。そうなる前に、素直で誠実な彼にまっすぐ応えられるさちさんになってください。でなければ、今度はさちさんの「真摯に向き合わない」態度に嫌気が差した今の誠実な彼から、別れを告げられてしまうかもしれません。

「過去にけじめをつけたい」とさちさんは仰いますが、過去の自分を責めても仕方がないこと。大切なのは、自分を責めなくて済む行動を“今、これから”することです。今回のことをしっかり学びに変え、もう2度と同じ過ち繰り返さないと心に決めて、元彼は卒業してください。まだ引き返せる段階で「喝を入れてください」とご相談くださったのは、まさにナイスタイミング! 愛情をたっぷり注いでくれる今の彼と、そんな彼に見初められたご自分を、もっと大切にしてくださいね。

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取材・文/金澤英恵


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