どんな情報も、最後は自分で考えて、何を信じるのかを決める


世の中に「100%正しいもの」というものはないので、それぞれの立場によっても、視野の広さによっても正しさは変わってきます。だから、「あのニュース番組で伝えたことだから」「あの人が言っているから」なんて、やみくもに信じるのではなく、「その情報は、自分にとって正しいのかどうか」を考えてからにしたほうがいいのです。
例えば、巷には、「●●をすると、健康にいい」という情報が溢れています。でも、それを信じてやったら、自分には合わなくて健康を害してしまうこともあり得ます。人それぞれに体質もあれば持病もありますしね。人によっては、どこにでもあるような砂糖や塩であっても摂らないほうがいいことだってあるのです。
でも、「その情報による自分への影響の責任」は、自分でとるしかないもの。受け身でいるのではなく、よく考えて受け入れたほうがいいのです。

 

情報をジャッジするためにも、自分なりに「世の中の仕組み」を調べてみるといいでしょう。現代はそういった内容の書籍も色々と出ています。根本的なことが理解できると、世の中の見え方が変わってくることがあるのです。
世の中の仕組みが見えてくると、「今、どうしてこういう情報が流れているのか」が見えてくることがあります。それが分かるようになると、むやみに“誘導を目的にした情報”には流されにくくなってくるのです。
情報によって自分の身を助けることもあれば、逆に悪い影響を受けてしまうこともあります。ただただ流れてくる情報だけを受け取ってしまうような受け身体質でいないで、あらゆることに好奇心を抱き、自分で調べ、考えたほうが幸せになれます。
そのためにも、日頃から「心を積極的にする必要」があります。「自分の生活とは関係ないし!」ではなく、世の中の動きに対してもっと敏感でいたほうがいいのです。そういう心持ちがあるから、自分なりに情報をジャッジできるようになってくるのです。
情報に接するときこそ、“自分軸”でいることが大切。巷に溢れている情報が「真実」なのかどうかは、自分でも調べて、“自分なりの答え”を出してみてはいかがでしょうか。情報と上手に付き合っていきたいものですね。
 


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