起きるときも、寝るときも、一緒♡


朝は目覚まし時計よりも、あいちゃんの鳴き声で起こされます。日が出て部屋が明るくなると、あいちゃんは朝が来たと認識し、「起きて!」と言わんばかりに、鳴き始めます。
寝るときも、夜、私が寝るタイミングになると、あいちゃんも眠りにつきます。もし、彼をケージに入れたのに、自分は寝ないで本を読もうとすれば、「オレもまだ遊びたい」と言わんばかりに、“ケージから出せ、出せアピール”をしてきます。
とにかく、私と同じ空間で同じことをしていたいのです。

これも、インコならではの性質のようです。

<もともと群れで暮らすインコは、人間の家庭にやってきてそこになじんだときから、人間とインコの「混合群」の一員と感じるようになるので、群れの仲間と同じ行動をするのは、インコにとって自然なことでもあります。>
(書籍『インコのひみつ』より)
 

愛情表現を頻繁にしてくる


日中は部屋を自由に移動しては遊んでいるあいちゃんですが、1時間に1回くらいのペースで、パソコンで原稿を書いている私のところに飛んできて、手の上に乗って邪魔してきたり、チュッチュ、チュッチュとキスをしてきたりします。

また、意外と独占欲が強いところがあります。たとえば、母が家に遊びに来たときは、「彼女(※私のこと)は、オレのものだ!」と言わんばかりに、私の肩に止まってチュッチュとキスをして、2人の関係をアピールしてきたことがありました(その様子を見て、母が「可愛い!」と喜んで、スマホで写真を撮りまくっていましたが・笑)。

また、私が電話で誰かと話していると、ヤキモチを妬いて、「他に気を向けないで、オレを見ろ!」と言わんばかりに、私の肩や手に止まってきて、自分の存在をアピールしてきます。
わざと「あいちゃん」とか「アイシテイルヨ」とか、言葉をしゃべってくることがあるので、電話の相手に聞こえないか、また誰かがそばにいると勘違いされてしまわないか(※インコなのに、言葉だけを聞くと人間みたいなので)、心配になります。

ちょっとアダルトな話になりますが、同棲生活といえば、「パートナーの性欲との折り合いをつける」必要が出てくるものです。それは、相手がインコであっても同じです。
次のページで紹介します。