タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載。今回は、10歳年下の彼との結婚で悩む、ねここさん(39歳)からのお悩みです。これまで子どもが欲しいと思ったことがなかったというねここさん。今の彼と付き合いを深める中、40歳を間近にして初めて「子どもが欲しい」と願うようになったそう。ですが、子どもを切望することは、若い彼の夢を邪魔することになるのでは……という複雑な思いを抱えていらっしゃる様子。そんなねここさんに、アン ミカさんが贈ったアドバイスとは?

 
採用されたお悩みは、アン ミカさんが一言一句丁寧に読んで分析し、真剣に回答します!
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【結婚にまつわるお悩み】

年下の彼との結婚・出産について悩んでいます。私は今年40歳でバツイチ・子なし。彼は今年30歳。付き合いだすと同時に、一緒に暮らし始めて3年。すでに夫婦のような暮らしをしていますが、数ヵ月後には結婚するという話も出ています。

私はずっと子どもを欲しいと思ったことがありませんでした。もともと子どもをすごく好きなわけではないし、20代から11年連れ添った前夫とは心の繋がりがなかったので、この人と一緒に子育てなんて大変すぎて考えられない、私は子どもを産まない人生を望んで送るんだと、覚悟を決めつつありました。

しかし、30代後半でそんな前夫と離婚。今の彼と付き合うようになって考えが変わりました。いよいよ出産のタイムリミットが迫っていることも大きいと思います。でも何より、この人との子どもに会いたい。この人となら子どもを育てられる。そう思えるようになったのです。

しかし、彼はまだ30歳と若く、今は専念したい夢があります。もちろん、子どもについての話し合いは、付き合い始める時から何度かしました。私にはもう時間があまりないこと、ずっと一緒にいるつもりなら、子どもについての決断を早くしなければならなくなること。私は子どもを諦めてはいないこと。

私はずっと、自分は子どもをそこまで強く望んでいない人間だと思い込んでいたので、はっきり「あなたとの子どもが欲しい」と言ったことはありません。いつも「あなたとの子ならできれば嬉しい」というスタンスです。

はっきりは言いませんが、彼の子どもに対する気持ちは「欲しくないことはない。いつかは……。だけど今すぐは、自由が奪われるから覚悟できない」、そんな思いが見て取れます。もし、将来どうしても欲しくなれば、養子を受け入れるという手段だってある。そんなふうに言っていましたが、私にはその選択肢はありません。

私が今もし、どうしても子どもが欲しいと言えば、優しい彼はきっと自分の気持ちにふたをして、私の気持ちに寄り添ってくれると思います。けれど私は彼を愛しているので、そんなふうに人生を決めさせたくない。だけど、私も自分の幸せを考えたい。もし今我慢してしまったら、この先ふとした時に彼を責める気持ちが生まれ、彼を大好きだという気持ちも揺らいでしまうのではないか。彼に対する自分の中の愛をなくしてしまうのは、何より悲しいです。

彼と別れて、リミットまであと数年。もしかすると彼と同じように、子どもが欲しいと思える人に出会えるかもしれない。出会えなくても、自分の気持ちに正直になれるなら後悔はない。そんな気もしています。仮に望んで授からなくてもそれは同じです。だけど、それでは私は彼と一緒にいたいのではなく、ただ子どもが欲しいだけなのか? とも。自問自答してもわかりません。答えがでません。

一緒にいられるだけで幸せ、そう思えたら楽なのに。結婚する前に、絶対にきちんと話し合わなければならないと思います。でも、私はどうすればいいのかわからず、心が途方に暮れてしまっています。よろしければアン ミカさんの助言が欲しいです。どうぞよろしくお願いします。

●このお悩みが出てきたのはいつからですか?
3年前。付き合い始めた時から。

●ご自身では、この悩みの原因はどこにあると感じていますか?
わかりません。流されやすい自分の性格が原因かもしれません。

●この悩みを解決してどのようになりたいですか?
今を悔いなく、幸せに生きたいです。

(ねここ・39歳)
現在の家族構成:未婚
職業:その他
業種:フリーランスとパートタイム勤務の掛け持ち

4刷決定!
アン ミカマインドで光の出口へ導く“人生トリセツ本”大好評発売中!

 

<作品紹介>
『Let’s Do アンミカ!
アン ミカのポジティブ相談室』

アン ミカ(著)

悩んでいるのは、一生懸命生きてる証(あかし)。
今、暗闇を感じているあなたへ、アン ミカさんが温かい言葉で光の出口へ導きます。みんなの悩みの中に、あなたの答えがきっとある! 寄せられたお悩みと真摯に向き合い、アンミカ流の哲学を語っています。令和版「ええじゃないか」とも言える「アンミカーニバル」のMV視聴QRコードが先行特典として付いており、悩みを抱えていても、歌い踊って、気分を晴らしてほしいという思いが込められています。


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