“頼られキャラ”に疲れた時の対応。「私たちの代わりにお願い！」...って、なぜ私一人で戦うの？

しかも、上司に物申すというのはなかなかリスクがある行為。「おお、当事者意識をもって仕事しているんだな」とポジティブにとらえてくれればいいですが、単に「扱いにくい社員だな」と思われてしまう可能性だってあるでしょう。そのリスクを、マイさん一人が押し付けられているのであれば、それはモヤモヤして当然です。

モヤモヤする重たい荷物を、必要以上に背負う必要はありません。管理職であればまた別ですが、そうでないならそれは、周囲の人たちがマイさんの責任感や良心に頼りすぎだと思います。

重たい荷物は「チームで」持とう！

かといって、「もう私に押しつけないで。自分の不満は自分で上司に伝えてください」と、はっきり申し渡すというのもなかなかハードルが高いですよね。マイさんも「頼られること自体は嬉しい」とのことなので、別のアプローチを考えてみたいものです。

ここはやはり、「一緒にやろう」とチームワークに持ち込むのが良いのではないでしょうか。

そもそも、マイさん一人が代弁するのではなくチームとして伝えた方が、上司が現場の不満に真剣に向き合ってくれるように思います。「業務量が多すぎる」「効率的じゃない業務がある」「職場に問題発言をする人がいる」……。こういう指摘って、言われる方はつい「そう感じているのはあなただけじゃないの？」「他の人はそんなこと言ってこないけど」と突っ込みたくなるもの。「私たち、みんな同じ不満を抱えているんです。なんとかしたいです」と言う方が説得力ありますよね！

マイさんからみんなに、「私一人では、上司を動かすにも限界があるよ」と伝えることからはじめませんか。「私一人に押しつけないで！」とヒステリックにモヤモヤをぶつけるのではなく、「みんなでまとまって動いた方が、結果的に私たちのためになると思うんだよね」と分かってもらうように話すのがポイントです。

社会人としても、マイさんが「みんなに頼りにされるしっかり者」から「みんなをまとめる力があるリーダー」にレベルアップするいい機会かもしれません。頑張ってください！

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