「ときめきが抑えられない...！」既婚上司に恋してしまった37歳独身女性。不毛な気持ちはどうすればいい？

まずは、そんな素晴らしい人と一緒に働けることがラッキーですよね。人生の悩み、仕事の悩みのほとんどは人間関係の悩みだと聞いたことがあります。上司が合わない、同僚とうまくいかない、取引先の担当が無茶ばかり言う……。そんな悩みに振り回されている人がたくさんいる中で、ミチさんは幸運です！

それに加えて、恋ができる心の柔軟性があることが素敵です。年齢を重ねると、恋をする心の余裕もすり減っていくような気がします。体力・気力の低下の影響か、だんだん他人に心が動かされなくなり、感受性が固く閉じていくような。誰かにときめいたり、良さに気づけたりするミチさんの心の動きそのものが、尊いもののように思えます。

「心の中のアイドル」までクールダウンさせる

一方で、お付き合いしたり結婚したりというゴールの見えない「不毛さ」がミチさんをモヤモヤさせているのですね。

既婚者を相手にした恋心の処理について、うかつなアドバイスはできません。相手に気持ちを伝えたいという人もいるかもしれませんが、お相手は職場の人ですし、どういう結果になっても相応の大変さがつきまとうはず。そのリスクは、非常に大きなものです。

また、パートナーがいる相手との恋愛は、社会のタブーの一つ。上司に恋している自分への罪悪感も強いなら、自分を諦めさせるように仕向けるしかありません。

もしも恋愛感情の裏に「恋したい」「パートナーがほしい」という気持ちが隠れているなら、新しい出会いを探してみるとか。恋をしていると人は綺麗になる、なんていったりしますよね。ときめきがミチさんを輝かせているとすれば、それを逆手にとって別の恋を探してみるのもいいかもしれません。

「そんなすぐには気持ちが抑えられない」というのであれば、仕事に一層集中したり趣味を楽しんだり旅行に行ってみたりしながら、「心の中にアイドルを飼っている」みたいな感覚までクールダウンさせるように頑張るとか。

いずれにしても、「不毛な恋」とご自身が分かっている恋心を暴走させてしまうのは、なんとか回避してほしいです。恋愛はときに制御不能であることは事実かもしれませんが、それにはやはり大きなリスクが伴い、想像以上の覚悟が必要だと思います。

ミチさんの幸せには何が必要かを考えて、今持っているものや置かれた環境のありがたみを見直す。そんなところからはじめるのが良いのではないかと思いました。秘密の恋は楽しいけど苦しい。どうぞミチさんの毎日が平穏でありますように。

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