③キャサリン妃:エリー・サーブのピンクドレス

クラッチ/ウィルバー&グッシー 提供:Royal Hashemite Court/ロイター/アフロ

実は、英国王室メンバー入りをされて初めて、他国のロイヤルウェディングに出席されたキャサリン妃。ということもあり、こちらも注目されたプリンセスのお一人でした。

これ以前の公務から引き続き、この日もピンク系のドレスを選ばれた皇太子妃。“英国プリンセス=イングランドのバラ”を印象づけるにはバッチリな色ともいえますね。ブランドはエリー・サーブで、ラジワ皇太子妃のウェディングドレスと同じ。中東出身デザイナーということで、このブランドのお洋服が今回多く見られました。

ロマンチックなシフォンに、デザイナーの特徴ともいえる渦巻き状の刺繍ディテールがアクセントになったクラシックでエレガントなドレスが、キャサリン妃にとてもお似合いでした。

大ぶりなドロップ型のイヤリングは、2017年の英国アカデミー賞の際、初お披露目されたもので、詳細はいまだ不明ですが、ヨルダン王室からの贈り物という可能性も語られていて、それなら納得のドレス選びとコーデですね。

ゴールドのクラッチは以前から愛用のものと、ドレス以外は着回しで、お得意の新旧ミックス、堅実コーデを披露されました。

 


④イマン王女:ハイネックのベージュドレス

提供:Royal Hashemite Court/ロイター/アフロ

今年3月に一足早く、ご結婚をされたフセイン皇太子の妹イマン王女。投資家である旦那様とともに、この日は落ち着きのあるシックな装いをされていました。

ベージュカラーのハイネック、ベルスリーブのフィット&フレアーの流れるような美しいシルエットで、実はケープのように動くと腕がチラリと見える、計算され尽くしたデザインが見事なドレス。

クラッチはグリッターのシルバー。センターパーツに分けタイトにシャープにされたヘアスタイルとも見事にマッチして、シックなのに華もありしかもスタイリッシュという、見事なコーディネートでした。

美貌のみならず、ファッションセンスも母ラーニア王妃譲りでいらっしゃいます。