先日この連載で、ピアノ演奏動画をご紹介したイギリスのキャサリン皇太子妃。今度はテニス・ウィンブルドン選手権のYouTube公式チャンネルで、2022年9月に現役引退したウィンブルドン元王者、ロジャー・フェデラーとテニスコートでの競演が実現。テニス好きの私は、観ていてワクワクしてしまいました〜!

提供:AELTC/Chloe Knott/ロイター/アフロ

これは、ウィンブルドン選手権を主催する「全英ローンテニス&クリケット・クラブ」のパトロンを務めるキャサリン妃が、現地時間7月3日に開幕する本戦を目前に、ウィンブルドンの舞台裏を紹介するために公開されたショートフィルムに出演したもの。大会で毎回、俊敏な動きで試合をサポートするボールキッズたちの育成トレーニングをメインに、フェデラーとのテニス対決も披露しています。

ウィンブルドン公式ウェアのノースリーブポロシャツに、「アディダス by ステラ・マッカートニー」のスコートを纏った真っ白なウェア姿もキマっていますが、8回もウィンブルドンで優勝したフェデラーを相手に、一本取っちゃうのもかっこいい♡ ピアノもテニスも、何でもござれ。まさに人前に出る、プリンセスの資質を持った方なのですね。

提供:AELTC/Chloe Knott/ロイター/アフロ

ふたりはボールキッズたちのトレーニングにも実際に参加。私はウィンブルドンが大好きでよくテレビ中継を観ているのですが、こんなにちゃんとしたトレーニングがあってこその、本番でのあの動きなのね! と感動。ボールキッズの平均は15歳で、動画内での女の子の話によれば、今年は300人がエントリーしているとか。そんなに大勢のボールキッズがいたことにも驚きです。

提供:AELTC/Chloe Knott/ロイター/アフロ

それにしても、フェデラーと並んでボールキッズのトレーニングを受けているときの、キャサリン妃の足の筋肉が、アスリートであるフェデラーに負けないくらいだったのがすごい。幼い頃からホッケーをやっていて、大学ではボート部のキャプテンを務めていたスポーツ万能な彼女。アスリート根性を持っているから、過酷な(と、噂の)王室の生活や業務にも耐えられるのかも、と思ったり。

キャサリン妃はボールキッズたちに、「あなたたちが学んだすべてのこととこの訓練は、これからの人生の多くのことに役立つでしょう。自信や、こんな大きな大会のコートに立ち会えたという誇りを得たのです」と伝えました。

フェデラーは引退してしまいましたが、今年のウィンブルドン期間中も、寝不足になりそうな予感です!

 

 

前回記事「恋もセックスも赤裸々な“SATCらしさ”が帰ってきた!『And Just Like That…』シーズン2、第2話までの感想」はこちら>>

 
  • 1
  • 2