今年の半年が過ぎ、後半戦に突入。暑い日が続きますが、英国では恒例のウィンブルドン選手権が始まりました。それに先駆けて、先月キャサリン妃とテニス界の貴公子ロジャー・フェデラー氏が一緒に公務を行われたんです。

その時のキャサリン妃のテニスルックが、なんとも爽やかで可愛いったら!! それもそのはず、単なる見かけだけでなく、心からスポーツを愛する皇太子妃だからこそです。子供の頃から水泳に始まり、様々なスポーツを経験しては運動神経の良さや万能ぶりは、学生時代から知られるところだったキャサリン妃。今でもご家族揃ってプライベートでスポーツを楽しまれることは勿論、公務を通してもパトロンとなられている団体もあればそうでないスポーツまで幅広く挑戦される機会もあります。

というわけで、今回は少し趣向をかえて、よりオタク視点で(笑)、キャサリン妃がいったいどんなスポーツに挑戦されて、かつお得意なのか紹介します。そしてそのファッションにも注目です。

時に、公務ゆえの違和感のあるファッションでスポーツにチャレンジすることも! しかし、一見無茶とも思えるスタイルでも出来ちゃう、キャサリン妃の凄さも必見です。

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テニス

2023年6月8日、ウィンブルドンで、フェデラー氏と球拾いの練習に参加。 ポロシャツ/公式グッズ  スコート/アディダス×ステラ・マッカートニーと推測 ピアス/オレリア・ロンドン スニーカー/Baborat 提供:AELTC/Chloe Knott/ロイター/アフロ

こちらが、先月フェデラー氏とウィンブルドンを訪れた際の2ショットです。この日は主に、裏方であるボール拾いをする少年・少女たちにフォーカスし、トレーニングにも参加されたお二人でしたが、当然ダブルスでチームに分かれて試合もされました。

子供の頃から家族揃ってテニス好きのキャサリン妃なだけに、腕前もなかなかの模様。更に今ではフェデラー氏と家族ぐるみでのおつきあいで、ジョージ王子は直々に教わったこともあるほど。きっとキャサリン妃も、一緒にレッスンを受けられたのでしょう。

また、現在ウィンブルドン選手権を主催する、英国テニス協会のパトロンでもあるキャサリン妃だけに、この時のファッションも全身真っ白でまとめ、まさに“ウィンブルドン・ホワイト”でした。

ノースリーブのポロシャツは、ウィンブルドンの公式トップスで、スコートはアディダス×ステラ・マッカートニーのものと推測されます。スニーカーも公式オンラインショップで販売されているものと、ウィンブルドンをPRしながら、ご自分らしいアイテムとのコーデを披露。アラフォーにして、このスコートがこんなに似合うとは……日頃からプレイされているからこそですよね。

焼けた肌にポニーテールも、超爽やか! そして何と言っても感動するのは、筋肉でしょう。程よくモリモリ(笑)な筋肉が美しい!!! 健康美ボディー、という言葉がとってもお似合いのキャサリン妃です。

ちなみに、この時の様子が、SNS公式アカウントで見れます。



ラグビー

2022年2月2日、ロンドン郊外のラグビー競技場、トゥッケナム競技場にて。 トップス、パンツ/公式ユニフォーム スニーカー/アディダス 写真:AP/アフロ

実はキャサリン妃、昨年2月からラグビー協会のパトロンに就任されました。その発表がされた当日には、早速公務に従事! イングランド女子代表チームのトレーニングに参加された際の画像がこちらです。

黒にイングランドの国花バラのエンブレムがついたトップスとパンツは、ともに公式ユニフォーム。それに合わせて、スニーカーも黒に赤のアクセントが効いたものを。

俗に言うジャージ系ですらお洒落に見えちゃうところが、さすがキャサリン妃。そして、このトレーニング! 持ち上げられた状態でキャッチ&パスが出来ることがすごい!!! 多少のキツさはあるとはいえ、少なくとも上体が起きている時点で、これってコアマッスルなしには不可能というものでしょう……お見事でございます。

ちなみに、ウェールズ公爵家のお子様の中で、ルイ王子がラグビーにハマっているそうです。

マウンテンバイク

2021年9月21日、イングランド北西部のカンブリアを訪問。 ジャケット/シーランド ブーツ/シーバイクロエ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

続いては、こちら。
英国空軍・航空訓練隊の士官候補生達の訓練所を訪問され、なんとそこでもトレーニングに参加されたキャサリン妃。デコボコの山道をマウンテンバイクで登るという、見た目以上にキツい練習ですね。それでもこの笑顔で楽しそうなところが、キャサリン妃というお方。とにかく体を動かすことが大好きなことが伝わってきますね。

この時には、デンマークのアウトドアブランド、シーランドの軽量キルティング・ジャケットと、スキニー、そしてタウン用のお洒落ブーツをここでお履きになっています。

全体的にカーキ+ブラウン系でまとめた、アウトドアらしいカラーコーデにされていますが、恐らくプライベートで慣れていらっしゃるのか、全身ハードなアイテムを着るのではなく、普段のカジュアルスタイルと近いレベルですね。これにより、スタイリッシュな印象に見えます。