お料理好きなふたりの愛用調味料は?


【佐藤佳菜子さんの愛用調味料】

 

① 「酸味がキツくなく、ほんのり甘いアップルビネガーはサラダにぴったり。ロンドンに住んでいたときにフランス人のマダムが教えてくれたレシピで、ニンニクをボウルにこすりつけて、そこにお酢とオイルと粒マスタードとサラダリーフを入れて和える、シンプルなサラダが大好きなんです。そんなときも一般的な米酢ではなく、このアップルビネガーにすることでまろやかに美味しく仕上がります」ヴァルヴェッロ アップルサイダービネガー 
② 「いわゆる食べるラー油ですが、スーパーなどでよく見るものと違い、これはしっかり辛いから好き。普通の焼きそばも、これをかけるだけで一気に本格的かつ大人な味に」萬珍樓 シャンラーツィ
③ 「ロンドン時代から使っているオーガニックの野菜ブイヨン。素材の美味しさを引き立てる、あっさりした味が気に入っています。キューブタイプではなく粉末なので、量の調整がしやすいのもいい」アルチェ・ネロ 有機野菜ブイヨン
④ 「オルターというオーガニック食品を扱うサイトで見つけた無添加の浅漬の素。カブやにんじんなど冷蔵庫の残り物を漬ければ、簡単に美味しい一品に。パプリカやズッキーニ、ベビーコーンといった洋風な野菜にも合います。湯むきしたミニトマトの浅漬けは、双子の甥と姪の大好物。パクパク食べています」マルアイ食品 麹屋甚平 浅漬の素

 

【発田美穂さんの愛用調味料】

 

① 「フレッシュなハーブと香味野菜から作られたエスニックソース。こんがり焼いた豚バラ肉とラブパクをサンチュに巻いて食べるサムギョプサル風は我が家の定番。うどんやにゅうめんにトッピングしたり、ラブパクとマヨネーズを混ぜて野菜をディップしたり。息子2人もこのソースが大好きで、長男は納豆にトッピングするのがお気に入り」ラブパクソース
② 「レモングラスがふわっと香り立つオイルは、白身魚のお刺身と相性抜群。このオイルとお醤油チラリで、カルパッチョがお店の味に。HPに載っていたしらすご飯にかけるレシピも最高です」レストラン サルディナス レモングラスオイル
③ 「スパイスがブレンドされたお酢なので、これだけでマリネの味が決まります。サラダリーフとトマトやツナなどをお皿に盛り、オリーブオイルとこのサラダ酢を直接順番に回しかけ、最後に塩胡椒するだけで美味しいサラダに。事前にドレッシングを作らなくてもいいのでラクチン」マルカン サラダ酢
④ 「いわゆる万能スパイスで、ステーキや手羽先などが確実に美味しくなるので普段はもちろん、キャンプにも便利。これをかけたフライドポテトは、ビールのお供に最高です」中村食肉 魔法のスパイス マキシマム

 

発田 調味料さえも、ついつい時短で味が決まるアイテムを選びがちな私たち。

佐藤 そして2人とも、辛いものとお酢が好き。

発田 かなちゃんの方には、外国の香りが入ってきてますね。しゃれてるわ。こういうのって、おいしい調味料はもちろん知りたいんだけど、それをどうやって使っているか聞くのがすごく楽しいね。にんにくをボウルにこすりつけるサラダの作り方、知らなかったよ〜。すごく美味しそうだから、絶対やってみる!

佐藤 にんにくの香りが、全体にフワッとちょうどよくつくのよね。

発田 すりおろす手間もないしね。

佐藤 お料理の話から察するに、発田家の男子たちは結構大人っぽい味が好きなのね。

発田 そうなのよ。お酒好きな母親が作る料理が、どうしても居酒屋系になりがちだからさ。2人とも小さい時から薬味好きだよ。

佐藤 のんべえの英才教育を受けていたら、ま、そうなるよね(笑)。
 

おしゃれな二人!佐藤さん&発田さんの私物対決をもっと見る
▼横にスワイプしてください▼


撮影/長谷川怜実(S-14)
スタイリング・出演/佐藤佳菜子
構成・文/発田美穂
 

 

 

第1回「スタイリスト佐藤佳菜子さん&エディター発田美穂さん、おしゃれな二人のバッグの中身は?」>>

第2回「40代になってTシャツは「長め袖」しか着ない理由。人気スタイリスト&エディターが愛用する1枚は?」>>

第3回「永遠に推せる「マノロの靴」&おばあちゃんになるまで使いたい「エルメスのケリーバッグ」【おしゃれなふたりの私的名品】」>>

第4回「シルバーとゴールドはミックスが基本!「毎日つけているジュエリー」って? 【人気スタイリストとエディターの私物対決】」>>

 
  • 1
  • 2