ご着用のドレスなどのファッションが大人気


—— ファッションも注目されています。ペルーで外交関係樹立150周年記念公演を鑑賞されたときにお召しのカトレアの花の刺しゅうが鮮やかなボルドー色のレイヤードスタイルワンピースや、マチュピチュ遺跡を訪れた際に着用されたベージュのジャンパーがすぐに売り切れになったそうです。

大久保さん:ご本人はまったく意識されていないと思いますが、ご自分の着たいものをTPOに合わせて着ていらっしゃいますけれど、結果的に関心を呼ぶということなのでしょう。私が驚いたのは、昨年の12月29日のお誕生日のときに振り袖姿のお写真を公開されたことです。

2023年12月、29歳のお誕生日を迎えられた佳子さま。写真/宮内庁提供
赤坂御用地にて。絵画のように美しい景色の中、橋の上に振り袖姿で佇む佳子さま。写真/宮内庁提供

佳子さまは、伝統工芸文化の向上を目指している社団法人日本工芸会の総裁もされています。日本の文化について、強い関心をお持ちでいらっしゃる。そこで、日本的なものをというお気持ちで、お誕生日に和を強調された映像を公開されたのかなと、私は理解しています。従来から、眞子さんや佳子さまは誕生日に伴う写真撮影で和服をお召しになることはほとんどなかったと思います。それだけに今回は、「和」のテイストを強調されたのだと思いますが、時と場所、さらにお相手によって臨機応変にお召し物を変えられています。

—— ペルーでも眞子さんが着用した振袖をお召しになっていましたね。ご結婚はいかがでしょう。

大久保さん:今年で30歳になられるので、どう思われているか気になりますね。でも、今のところ気配はなさそうですね。

写真/宮内庁提供