昨日に続きまして、ミモレのメッセージが濃ゆ~く潜んでいるインタビュー後編の5選です。2019年、新たなる一歩を踏み出したい方に、読んでいただければ嬉しいです!


哲学者 岸見一郎さん アドラー心理学に学ぶ「幸せになる勇気の持ち方って?」

 

フロイト、ユングと並び、心理学の三大巨頭と称されるアドラーの思想を基に書かれたベストセラー『嫌われる勇気』の次に手がけられた続編のタイトルは『幸せになる勇気』。「悪いあの人、かわいそうな私」「なぜ賞罰を否定するのか」「競争原理から協力原理へ」「与えよ、さらば与えられん」「愛する人生を選べ」の5章からなる目次を見た瞬間、即アポ入れ(笑)。インタビュー中、先生から、「成功は“量”だが、幸福は“質”。質的なものは、誰も追随できないし、奪われるものではない」という言葉をいただきました。幸福の意味を、改めて自分に問いかけてみませんか?

前編:成功を追い求めると幸せから遠ざかる
後編:実は不幸でいることのほうがラク

 

教育改革実践家 藤原和博さん 40代で戦略的な「モードチェンジ」を

 

40代は「人生のモードチェンジに最適なとき」だという藤原さんのインタビュー。「キャリアの大三角形」という図を見た時、あまりの分かりやすさに膝を打ちました。いや、本当に大袈裟ではなく。専業主婦の方は「何も足場がない」と思いがちですが、「専業主婦を5年もやっていれば確実に1つめの足場として考えうる。さらに主婦になる前に5年くらい働いていれば、それも立派な足場の1つになる」と藤原さん。そこで、大切になってくるのが3つめの足場の探し方です。ぜひ、自分の足場を見つめ直してみてください。

前編:人生を生ききるには3つの足場を作ることが必須
後編:自分の希少性を高める3歩目の踏み出し方とは?

 

お笑いコンビ 阿佐ヶ谷姉妹 “女ふたり暮らし”。百年時代を生き抜く新しい暮らしのカタチ

 

『万引き家族』のような映画を観た時や、同性婚や養子縁組の知らせを聞いた時など、私は思いを馳せるのです、これからの家族のあり方を。私はよく女友達と「将来、シェアハウスに住もうよ」「隣同士に住もうよ」「一緒にハワイに住もうよ」という会話になり、その度に「いいね、いいね」と盛り上がります。阿佐ヶ谷姉妹のあり方に未来(ロマン?)を感じ、インタビューにご登場いただきました。あなたが将来、生活を供にしたい人は誰ですか?

前編:どうでもいい話をいつでもできるのが良さ
後編:世田谷姉妹や保土ヶ谷姉妹が生まれる社会に

 

プログラマー 若宮正子さん アップルが尊敬する83歳「人生は“質×量”が大事」

 

「悩んでいる暇はない、まずやる」の精神で、四十の手習いならぬ82歳の手習いでアプリゲームの開発。それが評価され、なんとアップルの開催する世界開発者会議に招集され話題となった若宮さん。「長生きはしたいけれど、そのために我慢ばかりしていては意味がない。人生は“質×量”が大切。いくら長生きしても、薄味で味気ないご飯ばかり食べていたら楽しくないでしょう?」と話すインタビューを読み進めると、いろいろな言い訳をして、やりたいことを後回しにしている自分に愕然としてしまうことも? 考えて不安になるより、動いて失敗するほうがいい、と思うことも時に必要だと思うのです。

前編:準備はほどほどにして行動しちゃいましょう
後編:忙しくて楽しくて悩んでいる暇なんてなかった


AV男優 森林原人さん セックスの価値観をリセット①「挿入主義から解放されよう」

 

ミモレの編集長になって、取り組んでみたかったのが「性」のこと。自己肯定感を最も得やすい「性」について、日本ではいやらしいこと、恥ずかしいこととされ、あまりにも曖昧な情報しかない現状がずっと疑問でした。性の問題に限らず、大人の女性たちの意識が変われば、子供たちの意識も変わり、未来の社会全体の意識も大きく変わると思うのです。思い込みを捨てて、ニュートラルに。これから社会が大きく変わろうとしています。考え方に柔軟性をもって、自分自身の人生を謳歌し、激動の時代をサバイブしていただきたいな、と思っています。

前編:性器以外のつながりが究極の一体感をもたらす
中編:「結婚・恋愛・セックス」三位一体には無理がある
後編:「好き」と「嫌い」を知る。それは性教育の基本のキ


いかがでしたでしょうか? 

記憶に残っていた発言や、今回読んでみて心に刺さったインタビュー、はたまたこれからミモレで取り上げて欲しい人などなど。インタビューコーナーに関してのいろいろなご意見をいただければ嬉しいです。

ミモレは、今年もたくさんの方にインタビューをしていきたいと思います!
 

今日のお品書き
セレブウォッチャーの個人的趣味が惜しみなく炸裂している、ダンディなスーツイケメンセレブの後編です。ワールドカップをちっとも観ていないのに、ずっとシセ監督を推し続けている姿勢に感服しております(笑)。前編のハリソン・フォード推し記事とともにお楽しみくださいませ!