ayako_yaさんはおそらく、普段からあまり自分を大切にできていないのではないでしょうか。だから実際に溜まっているのは、人から言われて嫌だったというストレスだけではなく、自分が自分を雑に扱うことで与えているストレスもあると思われます。そんなayako_yaさんにお勧めなのが、体を動かすことです。ウォーキング、ヨガ、水泳……、何でもかまいません。運動は自分の体をケアするという行為ですし、何より体が疲れると頭の中が空っぽになり、あれこれ考えなくなりますから。
2つ目は、日記をつけることです。ここでお勧めしているのは、出来事を綴る日記ではなく、心の日記です。今日の気分、感じたことを書いていくことは、内に溜まりがちな感情を外に出すことにもなりますから、コップの水が溢れ出すのを防ぐにはかなり有効です。毎日でなくともかまいませんので、是非やってみてください。それでも感情が爆発しそうなときは、恨みつらみをひたすら書き出す「お恨み帳」を作り、ムカつくことを片っ端から書かれると良いでしょう。
3つ目は、自分の心を注視することです。ayako_yaさんは自分の心を放置して、人の心ばかり見ているところがある印象を受けました。そこで自分自身の心に意識を注いでもらいたいのですが、これには瞑想がお勧めです。最近はマインドフルネスというものが流行っていますが、方法はどのようなものでもかまいません。自分の心と向き合いさえすれば、嫌なことは嫌だときちんと認識できるようになり、カップに溜まる水の量を減らすことができると思います。
そしてもう1つ、非常に単純な方法ですが、好きなことをどんどんおこなってください。カラオケが好きならどんどん行ってください。映画が好きならどんどん観てください。女性なら、オシャレをしたり、エステに行かれるのも良いでしょう。そうやって自分を可愛がってあげていれば、負の感情が溜まり過ぎることはなくなるでしょう。
どの方法でもかまいません。自分に合うと思うものを選んで、おこなってみてください。少なくとも、溢れるまでストレスを溜めることはなくなると思いますから。
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- 根本裕幸1972年生まれ。1997年より神戸メンタルサービス代表・平準司氏に師事。2000年にプロカウンセラーとしてデビュー。以来、述べ15000本以上のカウンセリングをこなす。2001年、カウンセリングサービス設立に寄与。企画、運営に従事し、2003年からは年間100本以上の講座やセミナーもこなす。2015年より独立。フリーのカウンセラー、講師、作家として活動している。『いつも自分のせいにする 罪悪感がすーっと消えてなくなる本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』(大和書房)、『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる』(実務教育出版)など著書多数。ブログはコチラ→https://nemotohiroyuki.jp/ この人の回答一覧を見る
- 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『FRaU』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る
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