このような婚活をしている人が次にどうなってくるかと言いますと、妥協をしようとするのです。しかしそれで結婚をすると、とんでもないことになってしまうでしょう。

そこでお勧めしたいのが、趣味の場での出会いです。mayopiさんの趣味の中身にもよるのですが、楽しい場で出会うことは、その後の関係が上手くいく秘訣の一つでもあるのです。ただ、その趣味が男性アイドルの追っかけだったりしますと、なかなかそこで出会うのは難しいかもしれません。どうしたって彼らの方が素敵に見えてしまいますから(笑)。もしそうでなければ趣味の場を通じて出会いを求めていく、あるいは趣味の仲間に男性を紹介してもらう、という方法はいかがでしょうか?

婚活歴5年。私には需要がないのかと自分を責めてしまいます【33歳女性】_img1
 

そして婚活は辛くなったらスパッと止める、これも鉄則です。婚活は、頭で考えて動くのではなく、気持ちで動くことが大事なのです。仮に、頭で考えて条件の良い人に出会えたとしても、その相手と距離を縮めるために多くの時間を割かなければなりませんから、趣味の時間が削られることになります。それでも幸せだと思えるかどうか、そこをしっかり見つめるようにしてください。

 

私のところに相談に来られた方に、ライブ鑑賞が大好きな方がいました。その方は婚活で出会いがあるにはあったのですが、ライブで全国を行脚していましたから、デート日程がことごとく合わないのです。結局、その相手との関係は自然消滅してしまいました。無理もありませんよね。それだけライブを楽しんで充実した毎日を送っているのに、さらに交際相手までいるのか?という話でもあるのですから。

このように仕事や趣味が充実している方が婚活で成功するのは、その仕事か趣味に飽きてしまうか、「本当に何とかしなければいけない!」とお尻に火がついたときです。
それは自然な流れですので、今は無理して婚活に勤しむ必要はないのではないか、と思ってしまいます。それに楽しいことをしているときに人が発しているオーラはとても魅力的なもので、異性を引き寄せる力も十分あります。頭で考えて婚活に勤しむよりも、仕事や趣味を思い切り楽しんで自分を高める方が、結果的に幸せなパートナーシップを得られる可能性は高いと思いますよ。

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 取材・文/山本奈緒子

 

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