●着物は通気しやすい紙ボックスに

「着物の保管は桐ダンスが一番、と言っても、マンションではなかなか難しいところ。そこで、白い紙の収納ボックスを使っています。プラスティックの収納ボックスだと、通気性が少し心配ですが、紙でできていますし、いつも使う場所に置いてあるので、湿気の心配も少ないです」(小澤さん)

クローゼット上段に収納してある着物用ボックス。
着物、浴衣のセットは全部で3つ。(小澤さん撮影)
子供の浴衣も一緒に収納しています。(小澤さん)
 

●ドアの裏の「ちょいかけ」スペースを活用

「ちょっとした時に使う小さいショルダーバッグなどは、ドア裏に作ったフックにかけるようにしています。スーパーへ行く時、子供の送り迎えに行く時など、とりあえずここにあるバッグを手にすれば安心。ドア裏にあることでスペース活用はもちろんのこと、コーディネートを考える時に服を掛けたりと、本当に便利なんです。こういうちょっと気の利いた場所にフックがあるだけで、支度時間がぐっと縮まります」(小澤さん)

フックはネットで購入してご自身でつけられたもの。

省スペースでも統一感があってすっきりと美しい小澤さんのクローゼットは参考になるアイデアがたくさん。次回は、小澤さん流の小物の収納、そして断捨離のルールをご紹介させていただきます。

取材・文/松田祐子
 撮影/芝崎テツジ
構成/朏亜希子
(この記事は2020年10月9日に掲載されたものです)

 

第1回「【収納術】無印&IKEAで効率化!おしゃれな人の美的クローゼット」はこちら>>

第2回「【断捨離】秋になる前に「残す服&手放す服」7つのポイント」はこちら>>

第3回「【断捨離】チャリティフリマで100着完売して見えてきた、必要な服の基準とは?」はこちら>>

第4回「​【収納術】ライフスタイルプロデューサーが教える究極の「時短クローゼット」とは?」はこちら>>

第5回「​【断捨離】エルメスが教えてくれた「一生愛せるモノの条件」とは?」はこちら>>

第7回「​【衣替え】省スペースで美しく暮らす「服を増やさない」7つの掟」はこちら>>

第8回「【衣替え】無印・ニトリ・天馬…1番使える「収納ケース」はどこ?失敗しない選び方の極意」はこちら>>

第9回「【衣替え】夏のサンダルを来年も綺麗に履くための”基本のお手入れ”7」はこちら>>

第10回「【収納術】モデル鈴木六夏の「衣替えしない前提」の等身大クローゼットとは?」はこちら>>

第11回「【断捨離】後悔しない「服の減らし方」とは?モデル鈴木六夏の6つのルール」はこちら>>

第12回「ユニクロとZARAが定番!モデル鈴木六夏のミニマムクローゼットの中身とは?」はこちら>>

 
  • 1
  • 2