都合のいい人を求めると、自分も都合のいい人になる


あともうひとつ。「結婚はしたくないけど、恋愛したい」という言葉は、なるべく口にしないほうがいいと思います。もし今後、お付き合いを考える方が現れたときに、この言葉で先制してしまうと傷つけてしまうかもしれないですし、あなた自身が都合のいい女性に見えてしまう可能性もある。あなたが都合のいい関係を求めるということは、あなた自身が都合のいい女性として見られやすくなるということでもあります。強がっているようにも見えてしまいますし、思っていても言わない方がよいかと思います。

これはあくまで推測なのですが、づしこさんはすでに気になる人の存在がありませんか? 「結婚したくないのに恋愛したい」というのは相手にとっても失礼だと考えていることなど、具体的に相手の顔が浮かんでいらっしゃるのかな、と勝手ながら文面から感じてしまいました。今は離婚したばかりで、「ときめいてはいけない!」と自分にブレーキをかけている状態かもしれませんが、恋愛はいつからしてもいいんですよ!

ただ、もし恋愛を行動に移すのであれば、娘さんに説明しなくてはならない日が来ます。急に新しい男性が家に来ると、お子さんは混乱するかもしれないので。「実はママはパパとお別れしている。でもパパがあなたのパパであることは変わらない。一緒に住むことだけが家族だということではなくて、あなたは私とパパの大切な子どもだよ。ママはパパと離れて暮らすけれど、あなたはパパとは会えるし、ママはママでこれからほかに好きな人ができるかもしれない」と。もしもう心が動いているような人がいるならお子さんにはいつかお話しをしたほうがいいと思いました。

お子さんもまだ5歳だと、わかりにくい部分はあるかもしれません。でも、子どもは成長するし、ある年齢になったらわかるときが来ます。今説明しなくても、いずれ娘さんが理解できるようになって、伝えなければならない時期も来るでしょう。それと、あなたが結婚か恋愛かと考えることはまた別の問題かと思います。

いずれにしても、お子さんを大切にしつつ、ご自身がキラキラと輝いていることがお子さんにとっても幸せな環境であると思います。づしこさんが、また素敵な人と出会えますように。応援しています!

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取材・文/宮島麻衣

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