親の褒め言葉は「得意」と「やりたい」を結びつける魔法


ここからは、次男さんが好きなこと、興味があることに目を向けて、彼の個性を活かす方にフォーカスしてみてはいかがでしょうか。成績不振でも、部活を頑張っているなら、とことん褒めてあげる。どんなに一生懸命やっても、子どもは親に褒めてもらえなければ、やる気は萎んでしまうものです。もし、長男さんが常にテストで100点を取るような子だったとしても、次男さんは次男さんですから、前回より良い点を取れた時は「よくやったね!」と声をかけてあげてください。

コミュニケーションの土台となるのは、「お母さんは、ちゃんとあなたのことを見ているからね」という安心感。関心を向けられている実感に加え、毎日少しずつ褒められたり、認められたりすることで、「得意なこと」と「やりたいこと」が徐々に結びついていくのではないかと思います。

鬱陶しがられても、面倒臭がられても、今は次男さんと向き合う時期。そう考えて、繊細に接してあげてください。次男さんにとって、お家が居心地の良い場所だと感じられれば、自ずと学習意欲も湧いてくるはずです。

hotteaさんひとりで抱え込みすぎないよう、長男さんともがっちり手を組んで、次男さんの心の扉を開くコミュニケーションを積み重ねていきましょう。やりたいことや進路について話し合うのは、それからでも遅くないと思いますよ。

 
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取材・文/金澤英恵


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