思い入れたっぷりに商品や作品を紹介したのに、あんまり反応がなかったな……としょんぼりすることはありませんか。閲覧数やいいね、コメントなど反応が可視化されやすいSNSやウェブメディアでは、リアクションが書き手の大きなモチベーションの一つになります。今日は、リアクションされやすいレビュー記事を書くポイントを解説します。

 
 


反応がないのは反応しづらいから


いいねやコメント、リツート、シェアなどのリアクションの数は、閲覧数と連動します。よって、リアクションをたくさんもらうには、まずはたくさんの人に読んでもらうことが先です。ただし「閲覧数に比例します」と言わなかったのは、必ずしも比例しないからです。これは私個人の感覚ですが、たくさん読まれたのに反応がないほうが書き手としてはショックが大きい気がします。「100人見て30いいねがついた」のと「1万人が見て30いいねがついた」のとでは、私が“反応が良かった”と思えるのは前者のほうという意味です。

こうすればいいねがつく・つかないと一概には言えません。が、今回紹介するレビュー記事(おすすめの商品や作品を紹介するものや、推し活動の一環としてのライブレポ、コンテンツレポなど)に関しては、反応がない大きな原因は、読んだ人からみて“反応しづらい”からと考えています。

 

ネット上でいいねやコメントをすると、他の人にも見えちゃう場合が多いですよね。投稿した人以外の閲覧者にもコメントが読めたり、「●●さんがこの投稿にいいねしました」と通知が出たり……。つまり、反応する側にもリスクがあるわけです。リアクションする側も恥をかきたくないし、嫌な思いもしたくない。この不安を取り除くことが反応しやすい記事にするポイントだと思っているのです。

私が思う反応しづらいポイントはこの2つ。

(1)どういう人かわからない
(2)どうしていいかわからない

です。それぞれどういう意味か、どう書くといいか解説していきますね。