励ましやアドバイスはNG!?子どもの話を聞くときに心がけたいこと

 

まずは「そうなの? それは嫌だよね」と共感してあげてください。寄り添う言葉があるだけで子どもは話しやすくなります。愚痴を共感的にたっぷり聞いてもらえるとすっきりしますし「親は自分がどんなに大変か分かってくれる」と感じて信頼感が大いに高まります。子どもにとって信頼できる大人とは、自分のことを分かってくれる人なのです。

 


親がよくやる間違いは、子どもの話を聞いたとき、すぐに励ましやアドバイスをすることです。「大丈夫だよ。すぐ仲直りできるよ」とか「そんなの大したことじゃないわよ。元気出して」などが励ましで、「じゃあ、○○すればいいじゃん」「なんで○○しないの?」などがアドバイスです。親は子どものためを思って言うのですが、共感がないところで言われても「そんな簡単なことじゃないよ。なんで私の話を聞いてくれないの? この人に言っても無駄!」と子どもに思われてしまいます。まとめると、子どもが話しかけてきたときには次の3つが大事です。

① 話しやすい状況や雰囲気を作る。
② 共感的に聞く。
③ すぐに励ましやアドバイスをしない。

今はとにかく待つことです。会話ができる日を待ちましょう。