役員の言葉に打ちのめされつつ、部署に戻りました。
「……やはり私は、腹をくくってひとり生き抜いていくしかない」
絶望的な気持ちになりながら、翌日も働いていると、労務部長から1通のメールが届いていました。
「工藤さん、お話を聞かせてください」
すぐに面談の申し込みの返信をしました。
★第3回オンラインセミナーアーカイブ視聴のご案内★
「障がい児及び医療的ケア児を育てる親の会」は、連続セミナーの最終回「多様性を認め合う風通しのよい社会を目指して」を2023年3月9日に開催しました。お話を伺ったのは、衆議院議員であり、障がい児及び医療的ケア児を育てる親の会顧問の野田聖子さん、障がい児や疾患児の両立支援制度の拡充を4月から実施するJR東日本会長の冨田哲郎さん、障がい児を育てる家族への支援を今年の春闘方針に盛り込んだ電機連合中央執行委員長の神保政史さん。政労使の分野の最前線に立っていらっしゃる当事者や支援者ならではの深い視点に基づくお話をぜひご視聴ください。
第3回 障がい児・医療的ケア児の親と就労「多様性を認め合う風通しのよい社会をめざして」
★「障がい児及び医療的ケア児を育てる親の会」は、朝日新聞厚生文化事業団の共催で連続セミナーを開催しています。過去のセミナーはこちらからご視聴いただけます。
第1回 障がい児・医療的ケア児の親と就労「障がい児を育てながら働く 綱渡りの毎日」
第2回 障がい児・医療的ケア児の親と就労「取り残される障がい児・医療的ケア児の親たち」
★「障がい児及び医療的ケア児を育てる親の会」へ参加ご希望の方はこちらからお申し込みください。
こちらもおすすめ>>>
朝日新聞のポッドキャスト・インターネットラジオ配信 (asahi.com)「障がい児を育てながら働く 「発達が遅れています」医師から告げられ(前編)} #569 【朝ポキ】
朝日新聞のポッドキャスト・インターネットラジオ配信 (asahi.com)「卒業おめでとう、で片付けられない 障がい児を育てて思い知る手薄な両立支援」(後編) #570 【朝ポキ】
構成・文/工藤さほ
編集/立原由華里
第1回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く①】親が離職し、経済的にも困窮。ワンオペ育児・介護で親も心身に不調をきたし...という現状を変えるために
第2回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く②】「この子、なにか違う?」出産直後から日々募っていく、そこはかとない“不安”
第3回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く③】「知的障がいの疑いがある」1歳半で医師に言われた言葉が、ずっと心にひっかかり...
第4回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く④】“復職”したい。けれど長女を“受け入れてくれる場所”がない...
第5回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く⑤】3歳で療育施設へ。次第に安定していく娘。そして先生方の厳しくも愛のある“親”への指導にも支えられ...
第6回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く⑥】4歳でようやく保育園へ。朝は療育施設、午後から保育園へ通う日々も綱渡りは続き...
第7回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く⑦】娘4歳で復職。しかし、すぐその後に立ちはだかる「小学校入学時」の壁...
第8回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く⑧】「この小学校なら、娘も大丈夫」と確信。私立特別支援学校「愛育学園」との出会い
第9回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く⑨】父親を「認知」できなくなってしまった娘。そして日々綱渡りな、学校→放課後等デイサービスへの「移動手段の確保」
第10回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く⑩】4年半ぶりに復職。しかし時短勤務できるのは子どもが小3の終わりまで。「あと何日、働ける?」日々募っていく"焦り"
第11回はこちら>>>【障がい児を育てながら働く⑪】多動だった娘が「1人で眠り、宿泊行事に参加する」ほどにまで…小学校の6年間で感じた、めざましい成長
Comment