女友達が少ない人の特徴5:1人が好き


群れるのが苦手な人は、少なからずいます。そういう人は、マイペースで、「自分がやりたいことする」ことに強い欲望を持っていることもあるため、1人で行動したほうが、心が満たされ、幸せでいられることもあります。

なかには「人間嫌いだから、1人でいるのが好き」という人もいます。そういう人は、人一倍、人の裏側(ズルさや弱さ)が見えてしまうところがあるので、人と関わらないほうが精神的に楽だと思っています。
そういう人の場合は、友達が少ないことを悩む必要もなく、好きに生きていけばいいもの。別に人に嫌われているわけでなければ、自分さえ、人に合わせることを努めたり、人の醜い部分に対して寛容さを抱いたりすれば、友達はできることもあるでしょうしね。もちろん、そのためにはちょっと「我慢」が必要なこともありますが。

ただ、もし過去にいじめられた経験などから、「人を信じられない」などのトラウマを抱えている場合は、もっと人を見る目を磨いて、「世の中には素敵な人もいる」ことをきちんと理解して、そういう人と友達になることが大切。友達になる人は、きちんと選んだほうがいいのです。

1人でいることが好きでありながらも、友達ができないことに悩んでいる人が、見落としがちなことがあります。それは、「まずは自分が、人を好きになることが大切」ということです。
大概、人は、自分のことを好きになってくれる人に対して、好感を抱くもの。だから、もし仲良くなりたい人がいたら、自分から相手に歩み寄ることも大切ですし、相手に興味を持って、相手のことをよく理解して、愛情を出していく必要があります。
“見返りを求めない愛情”を注げば注ぐほど、結果的に、相手に好かれやすくなるものなので、愛を求める前に与えられる人になりましょう!

 


女友達が少ないのは、悪いことではない


子供の頃に多くの人が『一年生になったら』(まど・みちお作詞/山本直純作曲)を歌ったことがあると思います。この歌詞のなかに、「一年生になったら、ともだち100人できるかな」というのがありますが、だからといって、友達を100人も作らなくてはいけない、というわけではないですし、友達は多ければ多いほどいい、というわけでもありません。やはり友達が多いと、色々な問題が起こりやすくなりますしね。

だからこそ、「自分が心から相手の幸せを願えて、何かあったときは駆けつけたいと思えるような友達」、そして「自分にいいことがあったら、一緒になって喜んでくれるような友達」が、1人か2人いるだけで十分なところもあるのです。そういう相手こそ、本当の友達です。
逆を言えば、もしそんな濃ゆい関係の友達が100人もいたら、自分の体がもたないこともあるでしょう(苦笑)。

だから、友達が少ないことを悩む必要はありません。それよりも、少なくても、“深く心を通わせる友達”がいればいいのです。いい友情を築ける人でありたいものですね。
 

(この記事は2021年2月25日に掲載されたものです)

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