春と秋の羽織りものの定番である、トレンチコート。私は、とってもオーセンティックなアクアスキュータムのトレンチコートを持っているので(このコーナーでもたびたび登場! こちらとか、こちらとか)、あまりトレンチコート“ライク”なものに興味が湧かなかったのですが……
ここ最近、ジャストサイズで購入したアクアスキュータムのトレンチコート(サイズ4)を小さく感じていて。サイズアップしようかなぁ、どうしようかなぁと思っていた矢先に、ドラマティックなこの子に出合ってしまいました♡ じゃん!
![“2枚めトレンチ”は、ドラマティックにアップデート_img0](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/4/6/350/img_46ce1413125dbd09b17bc65f2ccbfb03214966.jpg)
こちらは、「1er Arrondissement(プルミエ アロンディスモン)」のもの。オンラインストアのモデルさんの着画ですと、膝丈ですが、身長152cmの私がフラットシューズで着ると、割としっかり長さがあります。
イタリアメイドのタフタ素材を使っていて、ハリがしっかりとあります。そして、光沢も。この光沢が絶妙で、合わせるアイテムによって、ドレッシーにも、スポーティにも見えるのです。不思議(スポーティに見えるverの着回しサンプルは、この記事の最後に)。
![“2枚めトレンチ”は、ドラマティックにアップデート_img1](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/8/e/350/img_8e3d67bdc827f234da14d5f230374a9e155346.jpg)
いわゆるトレンチコートのディテールは、削ぎ落とされています。肩章もガンバッチも、アンブレラヨークもありません。それでもタイトルを“2枚めトレンチ”とさせていただいたのは、ベージュのロング丈で、合わせるインナーやボトムスを選ばない、ユーティリティ性の高さが共通していたから。
もう一度、引きのお写真を。
![“2枚めトレンチ”は、ドラマティックにアップデート_img2](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/9/4/350/img_941a44589b0bbd40e5e2a402854fe495213268.jpg)
袖口にはスナップボタンが配されていて、2段階で絞れます。私は袖口が一番狭くなるようボタンを留めて、ぎゅっと肘までたくしあげてみました。そうすると、ハリのある素材なので、お袖がばふっと膨らみます。これがまたドラマティック。この日のインナーは、タイトめのトップスにマキシ丈のスカート。そのシルエットに合わせて、ウエストリボンもきゅっと結び、ドレストレンチのように着てみました。
もちろん、これからも、ジャストサイズなアクアスキュータムのトレンチコートも着る予定です。でもね、例えば、ボーダー×デニムも、このコートを合わせると、抜群に今の気分にフィットするのです。
![“2枚めトレンチ”は、ドラマティックにアップデート_img3](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/a/6/350/img_a635d852dae0d2c122ddcb143b171328270279.jpg)
この日は、インナーがゆるっとしたボーダーカットソーだったので、コートのウエストのリボンは留めず、着流しました。ただ、このときも、袖は肘までたくし上げ、コートの袖口からボーダーカットソーを出してみました。こうすると、ぐっと抜け感とこなれ感が演出できます。そして、1つめのコーディネートに比べると、なんだか、スポーティに見えませんか?
こんな感じで、トレンチ感覚で着まわせるこの子。一見、シンプルに見えて、ハリと光沢のある素材をたっぷり使っているから、なんだかドラマティック。私には丈が長いかなと思い、ちょっと悩みましたが、この長さもまた、手持ちのトレンチコートとは雰囲気と気分が変わり、結果、良かったなぁと。急に暖かくなったこともあり、すでに、週3で着ていますが、これからもたくさん着ようと思っています。
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