さらなる快感を追求できるセルフプレジャーアイテム2選


続いて、初心者向けのアイテムに慣れてきた人に向けて、さらなる快感を探求できるアイテムもご紹介いただきました。
 

オーガズムを知らない人にぜひ使ってほしいです


「ウーマナイザー プレミアム2」 難易度:★★★★
¥29990(ラブピースクラブ

 

「クリトリスを優しく吸い上げてオーガズムに導くアイテム。吸引に特化していることがポイントで、使ってみると『なにこれ!?』と必ず声が出てしまう不思議な快感です。今までオーガズムがよくわからなかったという方でも、『これだったのね』と頭もボディも理解できることでしょう。肌に触れるだけで吸引が始まり、離せば止まるタッチセンサー搭載で、同居する人がいる方でもお部屋で使いやすいのもポイント」

 

驚きの音波振動。お腹の中にロックスター!


「iroha mai」 難易度:★★★★★
¥15000(iroha

 

「これはすごいです! エジソン以来の大発明! 従来のモーター振動ではなく、音波刺激を変換して振動にしているのですが、まるでバスドラムの響きを再現しています。お腹の中でロックがガンガン流れているような感覚なのです! 形も絶妙で、ちょうど気持ちいいところがぴったりとフィットしてくれます。セルフプレジャーに慣れた上級者の方にぜひ体感してみていただきたいです。音もとても静かなんです(これ、すごく重要です!)」

以上、難易度別に三松さんおすすめのアイテムをご紹介しましたが、興味のある方は段階的に試してみてご自分に合うものを無理なく取り入れてみてくださいね。
 

「性は生である。」性を楽しみ続けることが、長く健やかに生きる秘訣


性的な快感を得ることはもちろん、眠りにつきやすくなるなど、リラクゼーション効果も高いセルフプレジャー。最後に、セルフプレジャーをするデメリットはないのか、泌尿器科医の関口由紀先生にお聞きしました。

「よく受ける質問ですが、それはありません。ご自身の生活リズムをくずすほど没頭してしまうなどは問題ですが、セルフプレジャーをすること自体に悪影響はありません。

セックスやセルフプレジャーなど、セクシャルアクティビティによって、脳からはアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどのホルモンが分泌されます。それらが、認知症予防、免疫力向上につながるのは間違いありません。

性は生です。中高年以降も性を楽しむ気持ちが、長寿社会を健やかに生きる秘訣ではないでしょうか」

写真/パラナビ

三松 真由美(Mayumi Mimatsu)
夫婦仲、恋仲に悩む女性会員13,000人が「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティ「恋人・夫婦仲相談所」の所長。結婚、セックスレス、ED、フェムテックのテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。特にセックスレス改善に定評がある。『40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣』(扶桑社)などの著書のほか、コミック原作『「君とはもうできない」と言われまして』、『妻で母ですが、女性風俗にハマりました』(kadokawa)など大ヒット。公式サイト、フェムテック会社「Glad Co.,Ltd.」

 

関口 由紀(Yuki Sekiguchi) 
 「女性医療クリニック・LUNAグループ」理事長。人生100歳時代の日本の中高年女性の生涯にわたるヘルスケアを実践する第一人者。女性医療のスペシャリストであり、女性泌尿器科分野の専門医として、特にミドルエイジ以降の女性のフェムゾーンの悩み、セックスの悩みに寄り添う。2022年5月には、女性の性や身体に関するオンラインプラットフォーム「Femzonelab フェムゾーンラボ」をスタート。著書に『セックスにさよならは言わないで:悩みをなくす膣ケアの手引』(径書房)『性ホルモンで乗り越える男と女の更年期 知っておきたい驚異のテストステロンパワー』(産業編集センター)など。
 


取材・文/熊本美加
構成/宮島麻衣

 

 

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