ご家族やフォロワーさんから人気の高い「爆速レシピ」は⋯⋯?

――このたくさんのレシピの中で、ご家族の人気ナンバーワンだったり、よくリピートされているレシピはありますか。

およねさん:人気なのは、一冊目の本の『禁断の爆速ごはん ここまでやっちゃう100レシピ』の表紙にもなっている「フライパン1つで作れるビビンバ」ですね。洗い物が少ないので私自身も楽だし、フォロワーさんからもおそらく一番支持されているレシピなんじゃないかなと思います。

大人気のフライパンビビンバ

あとは、「包まないシュウマイ」と「一気に五本作る棒餃子」も人気でよく作ります。

包まないシュウマイ

一気に五本作れる棒餃子

―― こうやって見ると、中華系とか韓国系のレシピが人気があるんですね。作るのは面倒だけど食べたいっていうようなレシピというか。

およねさん:そうなんですよね。作るのは面倒だけど、買うとちょっと高くなっちゃうし、作る方が自分好みにできて美味しいし、家族がいると量もたくさん作らなきゃいけないし、というのがあるんでしょうね。

――およねさんの想像以上に反響があったレシピというのはありますか。

およねさん:そうですね⋯⋯今回の新刊『やったもの勝ち!およね式手間どろぼうレシピ』でも多く紹介されている「炊飯器レシピ」はそれこそ想像以上に反響がありました。

炊飯器で一気に三品作れる究極の時短レシピ!

――炊飯器ですぐに真似できるから反響があったんでしょうか。

およねさん:そうですね。スイッチ一つでご飯も主菜も副菜もできるっていうところと、あとはほったらかしておけばいいところがいいんじゃないでしょうか。おそらく、忙しい方や、洗い物が嫌いな方々にすごく刺さったんだなと思います。

炊飯器レシピは他にも

―― 確かに、炊飯器で何品も作れるというのが画期的なレシピですね。お子さんが好きそうながっつり系レシピにも惹かれるのですが、ミモレ世代におすすめのヘルシーな感じのレシピがもしあれば教えていただきたいです。

およねさん:「一気に和食を作れる」ということで、ワンパン(フライパン一つ)でつくねと、にんじんしりしりとレンコンのきんぴらを一気に作るというレシピがありますよ。


フライパンとクッキングシートを使います。フライパンの上にクッキングシートを敷いて、その上で、 つくねをこねます。で、お好みでチーズを入れてもらって、これをパタンとクッキングシートごと折りたたみます。

で、その脇でにんじんを千切りにしながら入れて火にかけると、クッキングシートを折り畳んだ方ではつくねのお肉が焼かれていくので、にんじんしりしりを隣で作っていきます。そして、お肉をひっくり返したら、今度はその空いたスペースにレンコンを入れて、きんぴらを作って、味付けをして、完成、というものです。

洗い物もフライパン一つで、一気に和定食ができるのでおすすめです!

――フライパンの上で全ての作業が完了するってのがすごくいいですね!
最後に、今後はどのような活動をされていくのかについてお聞きしたいです。

およねさん:料理を軸とした発信自体は変わらずにやっていこうと思っています。今後40代、50代と忙しい時期というのはまだまだ続くと思うので、今のように家族に喜ばれて、時短で栄養面も考えられているレシピを発信していく予定なのですが、今後はそれだけでなく、もっと発信の幅を広げたいなというのも思っていて、インスタとは別にVoicyで発信もしています。

私の場合、30代でキャリアについてすごく悩んだ時期が長かったんです。子供も産んで、そこから仕事との両立という点に悩んだりしていたので、女性の生き方とか、女性の暮らしについてなどをキーワードにVoicyで話しているんです。もう一年くらい続けているのですが、そこでは割と世間話っぽいのもあれば、今までのキャリアの苦悩だったり、 そこをどう乗り越えていったかというところも語っています。

今後は料理を軸にしつつも、女性の生き方に関すること全般についてももっと発信していきたいなと考えていますね。
 

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およねさんは3月1日に二冊目のレシピ本『やったもの勝ち!およね式手間どろぼうレシピ』を発売! SNSでは説明しきれなかったレシピのポイントを細かく解説しています。

一冊目の『禁断の爆速ごはん ここまでやっちゃう100レシピ』にもSNS未公開レシピが多数あるので、「爆速レシピ」を極めたい方はどうぞ。

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次回の「SNSで見つけた『バズり人』さん」もお楽しみに!


構成・文/大槻由実子
編集/坂口彩
 

 

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