そしてこの度、子育てが終了し、その考えがさらにパワーアップ! 年に2回の海外旅行を定例にしても大丈夫なんじゃないかしらとすら思っております(熱望)。だって、なんてたって教育費から解放されたのですから!(←しつこい)

一人旅に関しては、特にどうしても一人で! と思っていたわけではなく、行く時期ややりたいことなどを考えていたら、一人じゃないと難しいなという消去法でそうなりました。

ブルックリンの街角で。ママに見守られながら、子供たちが自分で作ったクッキーとお茶を売っていました。経済のお勉強のようです。

そして、一人旅を企画し始めたことで意外な気づきもあったんです。旅の道連れとして特に何をしてくれていたわけではないと思っていた母ですが、実は、少しハードルが高いことでもチャレンジする勇気をくれていたことに気づきました。母が喜ぶからというモチベーションが、私の背中を押して旅の楽しさを盛り上げていてくれたのだなと。実際それがない今回は、ちょっと面倒くさいとだいたい「ま、いっか」とやめてしまうことが結構ありました(笑)。そんなわけで、母よ、一人旅が楽しくてもあなたとの旅はやめませんから安心して。

そうはいっても、大人の一人旅、やってみると意外にいいですね。なんといっても自由! 決めるのも実行するのも自分。失敗しても誰かにすまないと思う必要もないし迷惑もかけない。年齢を重ねてそれなりに人生の経験を積んでいるので、図々しさも、スルー力もある。結論、一人旅は若者だけのものにするのはもったいない!です。

ではでは、次回は、「なぜにニューヨークか?」を、お話したいと思います。ではまた来週お会いしましょう!

セントラルパークで客待ちをしてるNY名物の馬車たち。セントラルパークは何しろ広いので利用するお客さんも多いようでした。

 

 

『母とヨーロッパへ行く 母+娘=100歳~の旅』

太田篤子 著 11月22日発売 講談社刊 144ページ 1400円(税別)

持って行ってよかったおすすめの持ちもの、ホテルの検索の方法、ホテルへ直接予約するときのメール例なども載っています。楽しく安全な母娘旅のためにお役立てくださいませ。

ダイジェストで試し読み!

第1回「母は旅のベストパートナー?」はこちら>>
第2回「今こそヨーロッパの田舎へ」はこちら>>
第3回「ホテル選びに最大限の情熱を!」はこちら>>
第4回「眺めのいい部屋でシャンパンを」はこちら>>
第5回「私がホテルに求めるもの」はこちら>>
第6回「母にとって、楽しかった旅の条件とは」はこちら>>
第7回「母との旅の食事問題」はこちら>>
第8回「旅のファッションについて①」はこちら>>
第9回「旅のファッションについて②」はこちら>>
第10回「旅のファッションについて③」はこちら>>
第11回「旅の交通手段について①」はこちら>>
第12回「旅の交通手段について②」はこちら>>
第13回「旅の交通手段について③」はこちら>>
第14回「お土産問題」はこちら>>
第15回「母との旅でいちばん大切なこと」はこちら>>
最終回「さて、どこへ旅しよう? ―――旅の目的地問題」はこちら>>
番外編「見映え&快適! 旅ファッション上達術」はこちら>>

 
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