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22【大草直子】一本あると万能に使えるミキモトのマチネーネックレス

2019.12.17

浜島直子

パールの輝きだけを添える、マチュアなリトルブラックスタイル

華美なディテールは一切ない、凛とした美が宿るブラックワンピースには品のよい上質なパールの輝きだけを一点投入。円熟した大人のリトルブラックスタイルが完成です。ネックレス〔60cm、WGK18×アコヤ真珠（約7.00~7.50mm）〕￥645000／ミキモト（ミキモトカスタマーズ・サービスセンター）ワンピース￥150000／マディソンブルー　スニーカー￥5800／コンバース（コンバースインフォメーションセンター）

大草　ミキモトは年に一度、糸替えをしてくれるの。買ったら終わりではなく、アフターサービスが手厚い。ずっと大切にして欲しいというパールへのリスペクトと愛を感じます！

はまじ　メンテナンスなどアフターケアがしっかりしていると、一生ものとして付き合っていきたいなと思えますよね。

大草　それから今回紹介したブラックワンピースはおなじみマディソンブルー。私も大好きな中山まりこさんがデザイナーを務めるブランドです。彼女の手がけるアイテムはどれもカジュアルでも質がよく、そしてモードにもフィットするバランスがお見事。なので今回も、カジュアルだけれど品のあるおしゃれなマンハッタンの女性をイメージしてコンバースを合わせてみました。

はまじ　私もずっとあの服の中で背筋を伸ばして凛と立っていられる女性でいたいな。

大草　極上のニットを着てくつろいでいる昼間もあれば、ソワレを着て出かける夜もある……。ここの服を見ていると、そんな豊かなライフスタイルの女性が見えてくるんです。

パールは日常をスペシャルに変えるスイッチ

今回大草さんが提案したミキモトのパールは日常をスペシャルに変える最強のスイッチアイテムだと思いました。でもこのコーディネート、もし10年前の私だったらもっと何かを足さないと！と感じたかもしれません。 40代の今だからこそ着こなせたんじゃないかと思います。

浜島直子　　　

昼と夜の時をつなげる60cmのマチネーネックレスと、ハンサムな美しさが宿るリトマス紙のようなブラックワンピース。そろそろ着飾るだけの単純な足し算ではない、大人のおしゃれの方程式に取りかかる時期かもしれません。

今回、新名品を提案してくれたのは大草直子ディレクター

大草直子　1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社（現ハースト婦人画報社）に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。2015年1月よりWEBマガジン「mi-mollet（ミモレ）」の編集長、2018年7月には、ミモレのコンセプトディレクターに就任。近著に『大草直子のSTYLING &IDEA』（講談社）がある。プライベートでは3児の母。

【協力店リスト】
コンバースインフォメーションセンター　tel. 0120-819-217
マディソンブルー　tel. 03-6434-9133
ミキモトカスタマーズ・サービスセンター　tel. 0120-868254

撮影／渡辺謙太郎（MOUSTACHE)
スタイリング／大草直子
ヘア&メイク／森野友香子(Perle Management)
取材・文／笹本絵里
構成／幸山梨奈

PROFILE

浜島直子Naoko Hamajima

1976年北海道生まれ。18歳でデビューし、”はまじ”の愛称で親しまれる人気モデルに。ブログやInstagramで紹介される飾らないライフスタイルにも注目が集まる。モデルとして活動する一方で、NHK総合「あさイチ」などのテレビ出演するほか、NHKラジオ第１「まんまる」で水曜パートナーを務めるなど多方面で活躍。夫・アベカズヒロ氏とのユニット「阿部はまじ」として絵本『ねぶしろ』（ミルブックス）等がある。また最新刊『けだま』（大和書房）や『蝶の粉』（ミルブックス）など随筆にも定評がある。