副業解禁やコロナ禍でのリモートワークの定着で「副業マッチングサービス」が活況


組織に属さずフリーランスで働かれている方にとっては一層、自分がどういう立ち位置で仕事を受けていくのかブランディングが求められるでしょう。頼みづらいベテランになってもいけないし、なんでもやります! 喜んで!! と気合いで仕事を受けていくにも心身の限界がありますよね。

これを読んでくださっている皆さんはいかがですか? ご自身の仕事とどのように向き合われていますか? ご自身、ご家族のコンディションなども相まって働き方の最適解を再び模索しはじめるmi-mollet世代の方も多いのではないでしょうか。

ちょうど来春の保育園のエントリーが終わり、自分がまた数カ月後からシャバに出るということを強く意識しはじめたタイミングで、編集部より「餡蜜よ、流行りの副業マッチングサービスがどんなものか調査せよ」とのミッションをいただきました。

 

最初頭に浮かんだのは昔友達の家に遊びに行った時にお母さんがせっせとシソの葉を束ねていた姿……これは副業というより内職ですね。次に浮かんだのはハンドメイド小物の販売。メルカリとかでも素敵な作品を出品されている方、沢山いらっしゃいますよね。でも編集さんの話を聞いているとどうやらそういうことではないらしいのです。

 

本業で培ったビジネス能力を生かして他の企業のお手伝いをする……といった趣旨のマッチングを推進するサービスが、昨今流行っているそうなのです。大企業の副業解禁やコロナ禍でのリモートワークの定着などを背景に都心で働くビジネスパーソンが積極的に参入しているとのこと。またその目的は本業以外からの収入を増やすという意味合いももちろんありますが、能力を発揮したり研鑽するための場を本業以外に求める人も増えているんだそう。

ほぉ! 先述の通り、歳を重ねると目の前の仕事に精一杯向き合う以外にも色々と上手いことやっていかないといけない事柄が増え、窮屈になりかねないですが、そういったものを取っ払った働く場所を持てるというのは魅力的ですよね。

人生100年時代、老後ウン千万円問題など聞くにつけ、長くしなやかに働いたほうが良さそうだと感じる昨今。副業というサードプレイスを持ち、自分の輝ける場所を増やしていくというのも面白いなぁと思います。だって風の時代ですもの。(注:mi-molletでは風の時代というワードで何冊も書籍を出しているそうです。なので私も寄せてみました)。転職ではなく副業というかたちで自分を見つめなおすことは、今後の自分の進む方向を見定める良い機会となりそうです。

(次回につづく)

構成/露木桃子

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