子連れでもできる離活中の「リトリート」


また最近注目を浴びているのが、リトリートです。

 

リトリート、と言ってもいろいろな定義があるようですが、「長期休暇や週末などに、仕事や生活から離れた非日常的な場所で自分と向き合い、心と身体をリラックスさせるためにゆったりと時間を過ごすこと」というのがその意味。

場所は「忙しい毎日を忘れるため、自然豊かなところ」で。また、観光目的というよりはリフレッシュを目的とする方が多いのも特徴かもしれません。

「本来の自分に戻る時間」「日常から離れて自分を慈しむ時間」と定義する方も。

とはいえ難しいことや奇抜な新しいアイディアではなく、旅先で瞑想やヨガをする、自分の考えや人生と向き合う、温泉につかる、森林浴をする、などアプローチはさまざま。
普段リトリートとして意識せずに、これらのことを行っている方も多いのではないでしょうか?

離活とリトリート、個人的にはすごく相性がいいなぁと思います。

日常から離れて、自然に触れながら自分の人生についてじっくり考える時間を持つ。そんな時間があれば、不必要に自分を追い詰めたりすることもなく、「自分は本当はどうしたいんだろう」という問いかけをするきっかけにもなります。

ただ、現在はコロナ渦ということもあり、あまり遠くへ行くのは難しいですよね。また小さなお子さんがいる場合などは、リトリートをしようと構えると、逆に難しくなってしまう、というのが正直なところかもしれません。

ただ私自身も今振り返って思えば、子供がいても無意識にリトリートに近い行動をしていました。

コロナ前のことですが、ママ友と旅行に行ったこと。子連れでバタバタはしたけれど、日常の疲れを忘れてリフレッシュできました。

息が詰まりがちな気分がリフレッシュできて、「また明日から頑張ろう!」という気分になれれば、方法にはあまりこだわらなくていいのかもしれません。

 


今回の離活マニュアル
「離活にもセルフケアやリトリートの視点を取り入れてみよう」


調べ物をすると、頭が真の情報や事実から逸れて、「思考」でパンパンになってしまいがち。
特に今は価値観が多様化していて、夫婦問題などはその最たるもの。
十人十色の考え方があるので、情報を仕入れすぎたり「こうしなければいけない」と自分を追い込むと、余計混乱することも。

そんな時はストレスに向き合うためのセルフケアや、本来の自分を「感じる」「取り戻す」など、五感優位なリトリートを行うことによって、自分らしく夫婦の問題と向き合っていけるかもしれません。
 

構成/片岡千晶(編集部)

前回記事「「離婚の無料相談に5回通った」経験者が語る、離活お金をかけない裏技」>>

関連記事
浮気性の夫と別れ、満身創痍だった私を救った「キネシオロジー」とは【晩婚さん体験談】は>>

別居中の夫が離婚に同意しない...「離活」のストレスを緩和する意外な方法>>

30歳で夫と離婚。二股より耐えられなかった彼の対応とは>>

「コップ洗ってない」入院した夫の心ない言葉にその時、私の何かが切れた>>

浮気したモラハラ夫に妻の逆襲。離婚に備えて絶対やらなかったこと、やったこと【離婚連載】>>