お仕事の種類によっては、ある程度の制約は必要かもしれません。しかし、はっきりした支障が無いのであれば、人は自由に服装を選べていいと思います。それまでスーツと制服しかいなかった空間に花柄ワンピースやジーンズが登場したわけですから、しばらく目がびっくりするのは当たり前。しばらくすれば、みんな段々見慣れてくると思います。
 

客観的で実際的なアドバイスなら、歓迎されるはず

 

「そんな派手な服、仕事向きじゃないよ」「男性に誘ってると思われるよ」「服装で評価下げられるなんてもったいないよ。無難にしておけばいいのに」

そんな安易なアドバイスには、なんらかのバイアスを感じます。リツコさんの職場がそうだとは限りませんが、服装で評価が左右されるようなことが起きているなら、正すべきは評価する側ですよね。

ただ、仕事をする中で支障があるのではないかと思うのであれば、気づかせてあげるのも先輩の仕事。

「急に他の部署に謝りに行かないといけないこともあるし、パッと羽織れるジャケットを置いておいたら?」「そのトップスは胸元が開き過ぎていて、お辞儀したときにちょっと危ないかも」

相手の趣味や意志を否定せず、あくまで客観的に実践的なアドバイスをする。そんな風にできたら、後輩たちの役に立ちそうです。


制服廃止・時短勤務・リモートワーク……。仕事の現場は、どんどん自由化が進んでいるようです。自由を手にすることは幸せなことですが、一方でいろいろなことが自己責任・自己判断になります。同僚とは、お互い踏み込み過ぎず、でもときには指摘し合い・支え合えるような関係になれたらいいですね。

 

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文/梅津奏
イラスト/Sumi
構成/山本理沙

 

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