若い頃は感じなかったのに、40代以上になると、「生き方に差が出ている」と感じることはありませんか?
中には、自分が欲しいものを持っている人に対して、嫉妬してしまう人もいるでしょう。
なぜ、40代くらいになると、生き方の違いが顕著に出てくるのでしょうか。

 

人生は、「何に時間と労力を費やしたのか」の結果

 

学生時代は周りにいる友達と似たような環境なので、生き方にそんなに違いはありませんが、そこから20年以上、「何に時間と労力を費やしてきたのか」の結果が、40代くらいになると表れてきます。

たとえば、仕事で出世している人は、業務時間外のところで、仕事のための勉強や人脈作りに労力を使っていることは少なくありません。
いくつになっても若々しい人は、魅力を磨き、自己メンテナンスのための努力をしていることは多いし、幸せな家庭を築いている人は、パートナーといい関係でいられるような過ごし方をしています。

もちろんどんなことも努力をすれば必ず報われるとは言いませんが、がんばっていたら、それなりに力(実力、魅力)がついています。それが、別のところで役立つこともあります。
 

時間と労力を費やしたことで、意外な成果も


たとえば私は、子供の頃から30歳になるまでは、ずっと演劇で演じることに時間と労力を費やしてきました。四六時中、芝居のことを考えていたのです。
現在、私は女優ではありませんが、当時は役を演じるためにも、まずは「自分の内側を深く見つめること」を大切にしてきました。そして、自分の中にあるいい感情ばかりではなく、欲望や負の感情、トラウマを認識することで、「人間らしさ」を学んでいったところがあります。
それが、今、コラムを書くときに役立っています。

つまり、自分が望むような成功をつかめなくても、そのために努力してきたことが無駄にならないことは多いのです。
だからこそ、単に「結果」よりも、「過程(どんな時間、労力の使い方をするのか)」のほうが重要だと感じています。それが、「人生を作る」からです。
逆に、実力の伴わない抜擢(結果)は、一時期得られたとしても長続きしないですしね。

世の中には、自分が欲しいものを得ている人に嫉妬してしまう人は多くいます。そういう人ほど、今、この瞬間から気づいたほうがいいことがあります。
それを次のページで紹介します。
 

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【漫画】40代独身女性が、人生に立ち止まって考えること
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