かなり丈が長い、麻のベージュのワンピース。実際に着てみるとかなりドラマティックなシルエットになります。麻は大好きな素材なので、この夏は大活躍しました。

 

やはり夏には白やシルバーが映えます。イヤリングは付けていないとなんとなく裸で歩いているような気になるくらいの必需品です。

 

ブレスレットもシルバーをセレクト。シンプルなワンピースに合わせるので、厚みのある、主張のあるものを選びました。

 

こちら、5525galleryとPORTERのコラボレーションバッグ。30年ぶりに再会した友達とミュージカルと食事に行く時に、ネイビーのワンピースに合わせて使いました。やっぱりおしゃれをするときは小ぶりなバッグが素敵ですよね。

 

旅行中、ハイブランドショップが連なるマディソン・アベニューを足早に歩く高齢の女性を見かけました。おそらく70代後半くらいかな。よく手入れされたシルバーヘアを綺麗にセットして、目を引く鮮やかなピンク色のセットアップに身を包み、真っ白のケリーバッグをもってスタスタ歩いていました。
改装中のビルの前で、たばこを吸いながら休憩中していた作業員のおにいさんが、目の前を通り過ぎるその女性に「I like your dress!(その服いいね!)」と声を掛けました。するとその女性は(「ふん!」という感じかと思ったら)、スタスタを少し緩めて「ありがとう、あなたも素敵よ」と答えていました。

後ろにいたので表情は見えなかったのですが、きっと余裕の笑みで答えたのでしょう。いや~、クール! ドラマティック! 後ろ姿でも、人間としての中身がピンクの服に負けてないのがよくわかります。

そしてニューヨーク一人旅で見つけた次の目標。
私も地味な色は卒業して、憧れの真っ赤なノースリーブのワンピ―スが着られるようになろうと思います。来年の夏にはチャレンジできるかなあ。そのためには、中身も磨いてもっとドラマティックさを纏わなければいけないということと、二の腕を今の3分の2くらいに細くするという2大課題がございますが……(笑)。

 

『母とヨーロッパへ行く 母+娘=100歳~の旅』

太田篤子 著 11月22日発売 講談社刊 144ページ 1400円(税別)

持って行ってよかったおすすめの持ちもの、ホテルの検索の方法、ホテルへ直接予約するときのメール例なども載っています。楽しく安全な母娘旅のためにお役立てくださいませ。

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