fashion

32今すぐできる！　一枚の布で部屋を変えるテクニック【モデルはまじ】

2020.2.25

浜島直子

リビングやベッドルーム、キッズコーナーでも大活躍！　布の使い方は千差万別

リビングのテーブルに敷けばランナーに早変わり。テーブルより長ければ垂らして、短ければセンターに置けば問題なし！　大きさも気にしなくてOK。

今田「とにかく布はどんなところでも使えるんですよ。大きな布ならベッドカバーにもラグにもなりますし、突っ張り棒にかけたらカーテンにも。サイズによってはテーブルに敷いてテーブルランナーにしてもいいですし、気に入った端切れは額装しても面白いですね」

はまじ「我が家でも布は大活躍しています。妊娠中、赤ちゃんが過ごすためのクーファンを探していたときに、インターネットでドイツの「ネスタズネスト」製のベビークーファンを見つけ一目惚れ。日本未発売だったので、現地から取り寄せたんです。今では変身ベルトやブロックなど息子のおもちゃ入れとして使っています。そこにぽんぽんと入れるだけなので、おもちゃの収納としては便利なのですが、上から全部まる見えで少し気になることも。そんな時はお気に入りの布を上からかぶせています。目隠しの役割を果たしてくれるんですよね」

今田「そうなんです。布には目隠し機能もありますよね。急な来客に備えて、大きめのカゴとその上にかぶせる布をリビングに準備しておくと便利ですよ」

はまじ「それと、その日に着たコートは、すぐクローゼットにはしまいたくないので、風通しをしておくためのコートラックがあるのですが、その上にも布をかけています。目隠しにもなるし、ほこりやちり除けにもなるのでとても重宝しているんですよ」

一枚でレースのカーテン代わりにしてもいいし、レースのカーテンにさらに重ねてもOK。

今田「はまじさん、普段でも活用しているんですね。もう一枚、はまじさんがグランピエで選んだカットワークレースになった白の布ならカーテン代わりにしてもいいですよ。光が差し込むとレースの影ができてきれいなんです」

はまじ「素敵ですね！白の涼しい雰囲気が夏場によさそう」

今田「カーテンにできるくらい大きな布だったとしても、布なのでたたんでしまっておけるので、収納するときも場所を取りません。シーズンごとや気分ごとにお気に入りを何枚か持っていても楽しいですよね」

ソファにかけてアクセントに、そしてベッドカバーやテーブルクロス、さらには目隠しやちり除けにも。布の使い方は実にさまざま。気に入った布さえあれば、家具を買い換えなくても十分に部屋の雰囲気を変えることができました。次回は壁のディスプレイアイデアをご紹介。あんなものも飾ります！

今田愛　ライフフスタイル・プロデューサーのパトリス・ジュリアン氏、インテリアスタイリストの山田喜美子氏の従事し、フリーランスに。インテリアと料理という別ジャンルをトータルでプロデュースできるスタイリストとして人気を集める。雑誌、広告、店舗ディスプレイなど多方面で活躍。@ai_imada

【協力店リスト】
カレンソロジー青山　tel. 03-6419-7899

撮影／片岡祥
スタイリスト／今田愛
ヘア＆メイク／TOMIE(nude)
取材・文／笹本絵里
構成／幸山梨奈

PROFILE

浜島直子Naoko Hamajima

1976年北海道生まれ。18歳でデビューし、”はまじ”の愛称で親しまれる人気モデルに。ブログやInstagramで紹介される飾らないライフスタイルにも注目が集まる。モデルとして活動する一方で、NHK総合「あさイチ」などのテレビ出演するほか、NHKラジオ第１「まんまる」で水曜パートナーを務めるなど多方面で活躍。夫・アベカズヒロ氏とのユニット「阿部はまじ」として絵本『ねぶしろ』（ミルブックス）等がある。また最新刊『けだま』（大和書房）や『蝶の粉』（ミルブックス）など随筆にも定評がある。