こんにちは、エディターの昼田祥子です。
以前もお話しましたが、わたしの断捨離のきっかけはメルカリでした。
当時はフリマアプリの存在が珍しく、市場も小さかったこともあり、出品すれば高値で売れていた記憶があります。今はまた少し違っているのではないかと思いますが、かなりお世話になったメルカリ。家族のものも売り買いしてきました。
今日はわたしの体験をもとに、売れたもの、売れなかったもの。売るときのコツをお話ししてみたいと思います。
・人気ブランドの洋服
・ユニクロ
・子供のイベント服
・有名ブランドのスポーツウェア
村上春樹のような人気作家のもので、発売して間もないものは高値で売れます。読みたいけれど手元においておきたいわけではない方も多いのだと思います。私もズバリこのタイプ。読んだ本はサクサク売ってしまいます。人気作家に問わず、新刊であれば売れるまでにさほど時間がかからないように感じます。本は読めればOKと、状態をさほど気にしないわたしは、売り買いともに一番多くお世話になったのが「本」です。
自分のサイズ感を知っている人が多いユニクロは、高値ではないけれどマッチングがしやすく売りやすいです。ただし、標準的なサイズの場合に限り。XXXLのようなサイズだと売れるまでに時間がかかるかもしれません。ちなみに、わたしは足のサイズが25cm。一般的なサイズではないからどんなものも売りにくいんです。
スポーツウェアはナイキやアディダスなど有名ブランドのものは、状態にかかわらず、比較的早く売れる傾向があるように思います。一方、聞いたこともないようなブランドは、やっぱり売りにくい。これは多くの方が経験されていることでしょうね。アパレルでも、知る人ぞ知る! のようなマニアックなブランドになると、売るまでに時間がかかります。私的には超イケてるアイテムなのに、世間の評価は異なっていて、まったく売れない……。
何度がっかりしたことでしょう(笑)。
絶対売れないでしょ!? と思ったものも売れたりするのが、フリマアプリの面白いところ。本体は入っていないサングラスケース、かなり汚れているバッグ、ジュエリーが入っていた箱など、わたしにとって不要なものですが、誰かに喜んでもらえるならうれしいもの。
・売りやすい時期に売る
手にとって現物に触れられないからこそ、商品の状態をよりよく知りたいと思うのが心情。お金を出すからには失敗しなくないと思いますよね。同じ商品で同じ価格だったとして、写真が1枚だけのものか、写真が10枚のものか、どっちを買いたいと思うか。メルカリだと写真はMAX10枚掲載できると思うのですが、たとえば本を出品するときは、細かい部分も撮影して10枚は必ず。商品状態を認識してもらえるので、購入トラブルも防ぐことができると思います。
もうひとつは、売る時期。これは主に、季節感のある洋服に関して(スポーツウェアをのぞき)です。かき氷は夏に売れて、冬に販売しても売りにくいですよね。それと同じで、売る時期を間違えてはいけないということなんです。シーズンが立ち上がる前に、市場に出しておくのがポイントです。秋冬アイテムであれば、まさに今! 9月になると暑さが和らぎ、秋冬物を探す方が増えてきます。つまり、手持ちのアイテムを断捨離するなら今です!
春夏であれば、3月上旬にはマーケットに出品しておくのがおすすめです。
メルカリは出品までに手間がかかるので、あまりにも利益が少なければ時間の無駄にも。出す商品の見極めも大切だなと思います。
先にも言いましたが、私がやり始めた頃とまたマーケットは変わっています。わたしの肌感だと、今は高値で売ろうとすればそれなりの時間がかかる気がしています。耐久戦に持ち込むか、利益は少なくてもいいから一刻も早く手放すか。最近のわたしは、後者のパターンです。利益はなくてもいいから次の方に繋げられたら。モノの命をできるだけ生かすことができたら。
皆さんもぜひ、不要なものを繋げてくださいね!
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撮影・スタイリング・文/昼田祥子
構成/出原杏子
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